伏見の光のミニ株投資

ミニ株を中心とした現物投資戦略


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[2004/3/8(日) am3:00]

運用スタイルの確立

●注(愛沢)……………以下の文章は、2月22日(日)に頂いていた原稿です。

長いことご無沙汰になっておりました。久しぶりに一つ、思っていることを書いてみます。


●運用スタイルについて


 日本株への投資を始めたのが1996年2月ですので、それから約8年ほどたったということになります。1996.2の日経平均株価は2万円を少し超えていました。2004年2月20日の終値は10,720円です。単純に考えて約半分、50%近い下落です。

 これに対して、個人の運用状況は、時々で投資金額が変わっていますので正確な数字は出しにくいのですが、約2倍程度か。8年で200%ならば、年率では13%弱ですので、そんなにすごいということはないのですが、運の部分が大きいIPO(新規公開株)での利益を除いても絶対額ではプラスになっていますので、買いだけから入っている素人の運用としては健闘はしているのではないかと思います。

 金額にすれば、利益は含み益の部分も含めて1200万程度ではないかと思います。まあ、IPOの初値売却一発で500万利益が出たり、逆に投資先が破綻して100万以上がとんでいったことなど、そこそこ、いろいろありました。

 で、この8年間の間で、自分なりの投資スタイルがかたまってきたように思います。

 依然として信用口座等でのショートポジション(売り)を取る売買は行っていません。
 基本的には日本株(それ以外も含む)については以下の3つのスタイルを組み合わせる運用になっています。常に相当額でのロング(買い持ち)のポジジョンを持っているという点では、自分では長期投資をしているつもりでいますが・・・。



●(超)短期運用


IPO・新規公開株とデイトレード。
 新規公開株については、公募で取得し初値近辺で売却するというのが基本。損切りもします。公開後のセカンダリーのところで買うということは原則としてあまりありません。一度利益を確定したあとで、小さなポジジョンで買い戻し、売買繰り返し銘柄や長期運用銘柄になる場合はまれにあります。

 2004.2現在、IPO投資は人気化しており、公募株が取得できればほぼ損はないという状況になっています。そのため、公募株を取得する事自体がかなり難しくなっており、いわば「損失リスクのあるミニ宝くじ」的な状況となっており、これが本来的意味での株式投資といえるかどうかは疑問もあります。

 しかしながら、実際に利益が出ればそれでいいといえばいいわけで、今後も同様の形で参加するつもりです。
 対策としては、確率は低くてもネット証券でもブックビルディングに参加できるところが増加してきたため、新規にいくつかの証券会社に口座を開設しています。
 デメリットとしては、参加のためには、あらかじめ資金を入れておかなければいけないため、一定の資金が拘束されて自由に動かせないということがあります。

 今年は東祥という銘柄が当籤(くじに当たるという意味でこの難しい字を使うそうです)し、初値で売却。利益は30万強でした。

 平日は通常は仕事ですので、場中の値動きをウォッチしているわけにはいきません。ただ、まれに在宅している時はデイトレード、スイングトレード的な短期売買を行うことがあります。小さいポジジョンで、多少でも利益が出れば売却するような形です。本格的にデイトレに取り組むつもりは現在はありません。

 これまでのところは、失敗はないのですが、利益そのものは小さく、楽しみ的な部分が大きいです。課題としては、デイトレではやはり売りからも入れるような形にしておいた方が望ましいため、信用での売りの形も少し経験しておきたいなと思っています。ただし、リスク管理は厳格に行うことを条件として。



●売買繰り返し運用


 株式ミニ投資の活用も含めて、小さいポジジョンで、上昇すれば売り、下落すれば買いを繰り返す。売買時期と資金の投入額を分散することによりリスクを低減し、配当収入なども含めて、中長期で「負けない」売買を基本とします。場合によっては損切りすることもあります。が、まれ。 現在でいえば、富士重工を筆頭に、アルチザ、フェローテック、三井海洋など、多くの銘柄がここに入ります。今年に入ってデンソーの100株ずつの売り買いを4回繰り返しています。基本的には、どこかしら自分なりに見所があると思える銘柄を対象として行っているつもりです。



●長期運用


 配当・分配金利回りを勘案して、債券感覚で長期保有する銘柄と、成長性期待でバイ&ホールドする銘柄があります。
 前者は信金中金優先出資証券、J−REITの東急やオリックスなどが具体例になります(これらは株式とはちょっと違いますが、マーケットで株式と同様に売買できるものです)。

 後者はソフトフロント、日清医療食品、日本ロングライフなどです。日本株ではありませんが、中国株も後者の位置づけになります。 また、累積投資の形で毎月定額ずつ買い付けるという投資も行っています。

 長期的にはドルコスト平均法の効果も出てくるはずですが、買い付けを開始した時期の関係で、累積投資銘柄(現在はトヨタ、武田薬品、ローム、NTTデータの4銘柄)は全体としては含み損となっています(前の2つは含み益で、あとの2つは含み損。金額としては含み損が大きい)。

これらの分類は銘柄ごとに必ずしも厳密なものではなく、長期運用の銘柄をデイトレで売買してみたり、相互に入れ替わったり、また、重なったりすることがあります。



 以上が株式での運用のスタイルです。

●個人投資家は、やはり自分なりの、自分に合った運用スタイルを確立するということが非常に重要ではないかと思います。私にとっては上記の形が今は合っていると思っていますが、これはそれぞれの人のおかれている条件、性格、資金量等によってまったく違ったものになてきますので、一概にどういう形が適当なのか等断言することはできませんし、する意味もないと思います。自分なりに考えて、まあ、考えなくても自然と自分に合った形になってくると思いますが、やっていくということでしょう。


 株式運用は「楽しみ」「遊び」としての部分も大きいですが、やはり長期での資産運用という視点を持っておくことは非常に重要だろうと思います。そういう意味では、運用対象は当然株式だけではないわけで、どのような金融商品にどの程度どう投資するのかという資産配分、アセットアロケーションについて十分に考えておくことも重要です。

 まあ、金融商品の種類は、無数にあるといえばあるのてすが、種類としてはそんなに多くはありません。株式(外国株を含む)、債券(外債を含む)、為替(外債、外国株については影響を受けますが、外貨そのものに投資するという形もあります)、不動産(REITなどを含む)、金(やや性格は異なるが金鉱株ファンドなども代替的な意味はあります)、商品(先物、ファンドなど)です。これ以外に運用利益はなくても現金というポジジョンも当然必要ですし、保険というのも金融商品になりますね。

 長期的な視点に立てば、目先、どれが騰がるだの下がるだのというよりも、このアセットアロケーションの問題というのはやはり非常に重要になってくると思います。
 自分自身の課題としては、全体として現金及びそれに近い性格の部分が大きすぎるので、これをどのように配分していくのが適当なのかを考えているところです。

 ま、目先、一喜一憂しつつも、長い目でじっくりと取り組んでいきたいものだと思っています。また、よろしく。



伏見の光 fhikaru@lares.dti.ne.jp
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[2003/6/8(日) am2:00]

直近の運用状況及び自己責任を自覚した運用

えらくご無沙汰しておりますが、皆様お元気でお過ごしでしょうか。

 伏見の光の運用状況は日々、サイトの方に記載していますが、

伏見の光のカワセミ倶楽部 http://www.lares.dti.ne.jp/~fhikaru/index.htm
ここのところは好調に推移しています。

 株式のポートフォリオ運用の部分のみのパフォーマンスですが、今年の第一四半期は−2.92%とさえない結果でした。

 4月以降の第二四半期については6月6日までのところで、+18.49%となっており、好調に推移しています。600万を基準としてスタートしていますので、20%の上昇となると、評価額としては120万円になりますので、これでほぼ昨年のフーズネット破綻の「特損」を埋めたという形になります。

 なお、株式以外でも転換社債の利食い売り、ユーロの含み益が若干増大。累積投資銘柄の含み損減少、中国株の堅調な値動きなどで、全般的に悪くない状況になっています。

 好調の原因の一つは、IPO銘柄の売買で利益を確定したことと、あとは全般に保有銘柄が戻していることです。
ここからは、伏見の光の売買の基本に従って上昇すれば順次売り上がっていくという形になります。(逆に大きく下落すれば買い下がり)。

 さて、株式などリスクを伴う金融商品での運用を初めてから、7年ちょっとになりました。この期間での含みをいれた損益ですが、正確に計算したことはないのですが、だいたい金額換算にして800万程度のプラスになていると思います。このうち600万ぐらいは新規公開株の売買益ですのでまったく自慢にもなにもならないのですが、通常の株式売買の部分についても、投資を始めた時の平均株価は2万円を超えていたと思いますので、それから考えれば健闘はしているのではないかと思います。


 さて、資産運用の方法としては、例えば株式で運用する投資信託といった商品を利用する方法もあります。

 ただ、伏見の光の経験から言う結論で言うならば、こうした商品を、とりわけ長期的な運用の場合は利用するのは適当ではないと考えています。とりわけアクティブ運用をする株式投信については信託報酬が高いものが多く、長期運用になればその保有コスト分のパフォーマンスの悪化が避けられないこと、また、運用額・時価総額が大きなファンドの場合は時期を見た機動的な運用をすることができないことが理由として挙げられます。

 相対的に(例えば、伏見の光は最悪に近い金融商品と思っている野村戦略株ファンドなどど比べれば)「まし」だと思っている株式投信に「さわかみファンド」というのがあります。ファンドマネージャーの親父が毎度毎度、「長期投資が大切」と力説してくれます。これはこれで一つのスタンスではあろうかと思いますが、2003年6月6日現在 での基準価額 (1万口あたり) 9,174円、純資産総額 (百万円) 43,659となっています。

 つまり、タイミングウォッチ的に安いところで買えていない限りは、「含み損」になっている投資家が多いわけで、 それよりもさして専門知識もない素人の伏見の光の運用の方がよっぽどましな運用成績になっています。この投信、販売手数料はなしで、信託報酬 純資産総額に対して年率1.00%と、相対的に同種の商品の中で比較すれば、やはり「まし」です。

 しかし、保有コストがかかることに変わりはなく、換金の際には1万口当たり基準価額の1.5%の率で信託財産留保金が控除されます。つまり「あんただけおりるのであれば、1万円につき150円はおいていきなさい」ということですね。あと、保有銘柄を見ても、いわゆるよく知られた銘柄ばかりにならざるをえません。小型株とかを少し買ったところで、全体のパフォーマンスには影響はほとんどありませんので、大型株にならざるをえないわけです。

 昨今のインターネットを利用した売買により、個人投資家が証券会社に支払う売買手数料は大幅に下がりました。
たとえば約定代金が50万円の場合、私が利用している証券会社であれば売買手数料は消費税を含めて525円です。頻回に売買する投資家に対応した手数料体系を採用している証券会社もあり、それぞれの投資家のスタンスら合わせて、もっとも適した売買手数料の証券会社を選択すれば、投資信託の保有コストよりも売買手数料の方が安くなるケースが多いと思われます。

 個々の資産の状況に応じて、自分で適切なアセットアロケーションを考え、投資信託の形で運用をまかせる(そのかわりに割高な信託報酬を支払う)のではなく(といっても、MMFも投資信託で、とりあえずの流動性の資金の置き場としてこれは利用していますが)よりも、できれば自分で個別の商品を選択しての運用をしていく方がよいと思われます。

 そんなことに時間を費やすよりは自分の本業で稼いだ方がよい、ただリスクを取った運用はしてもよいと考えているといった方には、保有コストの安いまた、必ず、ほぼ市場平均の運用成績は得られるETFでの運用をすすめたいですね。



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[2003/2/18(火) pm5:00]

ポジショントーク その1

 えらくご無沙汰しております。たまには何か書かないといかんか・・・、と気になってはおりましたが・・・。
昨年末来はポートフォリオは指数なみの動きで、なんということもないです。中国株の方が多少上昇していますが、ポジションがせこいので含み益もせこいですが・・・。ということで、個別銘柄のことでもちょっと・・・。いずれもポジションはせこいですが、自分で保有している銘柄についてです。

●2321    ソフトフロント    満塁ホームランか?大振り三振か?

 これは昨年公開された銘柄です。株価は03.2月で13万前後。1株単元です。なにをやっている会社かというとインターネットを使った電話技術の受託研究とソフトウエア開発・販売。VoIPという技術、インターネットを使った電話、最近よく耳にするようになったIP電話などの関連会社です。自社でユーザー向けの具体的な製品をつくっているわけではなくて、ソフト会社ということですね。
 日経テレコン21で検索してみますと、いくつか記事が出てきます。例えば、投資会社の出資比率が高い主な企業の2位に出てきていたりします。いわゆるベンチャーキャピタルの出資比率が高いといことですね。一株50万で引き受けたりしています。他で目立つのは提携の記事。例えばシャープのザウルス、例えば、関西電力関係のケイオプティコム、例えばフュージョン、こうした企業にソフトフロントのソフトが搭載、導入されているというわけです。
 あ、会社のサイトは  http://www.softfront.co.jp/index.html になります。ちょっと見にくいですが、一般的なIR情報や技術関係の情報も掲載されています。
 実はここは公開時の公募価格は23万でした。そこから株価は軟調に推移しています。VoIPはこれから「旬」を迎える技術です。少し前のITバブルの頃であればとんでもない株価がついていたかもしれません。しかし、この企業、現在は赤字が継続しておりまったく利益が出ていません。ベンチャーキャピタルや新規公開公募でかき集めた株主資本をすり減らしている状況であり、この3月期も赤字が継続する見通しです。こうした企業の株価が簡単に上昇するような状況は当面はありません。

 ただ、これからインターネットを利用した電話、IP電話はどんどん普及してくるでしょう。従来のNTTの固定電話と比較すれば通話コストは安くなります。普及にあたっては、音声の明瞭さや遅延のなさなど、質的な部分の要求も当然高まるわけです。そうした時にソフトフロントの技術というのは非常に重要な意味ももってくるわけです。また、電話に限らず、インターネットを利用した音声送受信の技術及びそれを活用した様々な試みは今後どんどん拡大することは間違いのないところでしょう。
 そうした中で売り上げを伸ばし、早期に黒字化してくれば、株価は現在の水準にとどまっていることはなく、公募回復からさらに上昇している可能性が高いと思われます。ただ、素人にはどこでどう収益をあげ、早期に黒字化していくのかというプロセスが見えにくいです。例えば、以前にふれた6778アルチザネットワークスという銘柄があります。NTTのFOMAの展開ととに業績も堅調に推移することが期待されていました。アナリストの評価も高かったのです。ところがFOMA不振などで業績は伸びず、期待値までおりこんでいた株価はその後急落しています(個人的には利食ったあとから細かく買い戻しているので、うまくいっている銘柄ですが)。
 これと同様にVoIPそのものは広がるとしても、それがこの企業の業績向上につながらなければ、既に赤字をおりこみ同時に将来的な期待も含んだ現在の株価はさらに急落し、最悪は企業の存続そのものが危ぶまれるような状況まであると想定しておく必要があります。 同時に業績が急伸する可能性もないとは言えません。ソフトフロントの技術やソフトの優位性、そしてそれがどう業績向上につながっていくか、正確に見通すことは会社でも優秀なアナリストでも正確には不可能です。ただ「可能性」としてはかなり大きなものは依然として含んでいると考えてもよいでしょう。
 つまり「満塁ホームランか三振か」ということです。幸い、最近はあまり大きな金額でなくてもこうした銘柄に投資できるようになりました。集中的に資金を投入するのはリスクが高いですが「積極的に夢を買う」という意味で、ポートフォリオの中にこのような銘柄を組み入れておくことは楽しみがあると思います。 最近のバイオ関連の新規公開銘柄が大きく上昇しています。アンジェスエムジーやトランスジェニックなどです。これらも赤字企業ですが、手詰まり感の強いマーケットの中で目先の注目を集めている感じで、かつてのソフトバンクのようにここからは「ばばぬき」的な相場になるのかもしれません。
 ソフトフロントも場合によっては注目を集めるかもしれません。ただ、やはり長い目で見ていきたいものだと思います。 資金的に、またリスクとして許容できるのであれば、ここからドーンと下落したようなところであればソフトフロントは買ってみて面白みのある銘柄だと伏見の光は考えています。 まあ、バフェットさんに言わせれば「とんでもない」ということになるでしょうけど(^_^;)。

 次回、8876リロ・ホールディングス、8890レーサムリサーチ、2553日本駐車場開発の3つの銘柄について考えてみます。この3つの企業はある共通性があり、それは現在の時代に合ったものだと考えています。そのあたりのことをちょっと整理してみたいと思います(まだまとまっていませんけど)。


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[2002/12/2(月) am8:00]

どどーんと100万の損失・・でもスタンス維持

はーい、ご無沙汰しておりまーす。忘れていたわけではないのですが・・・。この間は株式市場は軟調な上にえらい災難がふりかかりましたー。7580フーズネット、民事再生法申請。10月末です。

地元の回転寿司などの会社で、なかなか厳しいのは充分承知の上で株主として長期でのんびりとつきあうつもりだったところですが、いきなりの資金ショートでこれです。100万、とんでいきました〜。まあ、新規公開株のいいものが一つ当たらなかったと思えばそれだけのことではありますが、しかし、しゃれになりまへん。貸さなかったのはUFJとか。株価1000円からのいきなりの倒産というのは、ちょっと聞かないですね。「危ない」とか噂のあるところは、私は最初から手を出さないのが基本ですから、こういうのは初体験です。

さーて、こういうように予期せぬ損を被りますと、それを取り返そうと無理をしたりすることになりがちです。それでまた、ドツボにはまっていったりしてしうことになりがちですので、いつもどおりです。

直近の売買は下記。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
10/4   ユニパルス      50株    売 805
10/4   日本電産       20株    買 5640
10/4   パラマウントベッド  100株   買 1950
10/9   富士重工       200    買 394
10/9   栗田工業       100    買 1030
10/10  明治製菓       200    買 309
10/16  島津製作所      200    売 334
10/22  島津製作所      100    売 465
10/23  日本電産       10     売 6340
11/13  村田製作所      20     買 4960
11/13  ホクト        100    買 2200
11/13  NECシステム建設  100    売 723
11/14  NECシステム建設  100    買 685
11/14  ホクト        100    売 2250
11/15  日本電産       10     売 7690
11/18  フェローテック    100    買 750
11/25  栗田工業       100    売 1120
11/25  パラマウントベッド  100    売 2050
11/26  ソフトバンク     100    売 1368
(銘柄名のあとは株数、最後が株価)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
まあ、いつもどおり細かくミニ投資や100株銘柄での売買です。ポートフォリオ全体では最悪期からは株価は戻しており、フーズネット100万の半分程度は保有銘柄の戻りなどで取り戻した形になっています。丁寧に、時間と資金、銘柄を分散しながら「下げたら買い、上げたら売り」を繰り返すのが基本の売買スタンスですので、これを今後も維持していきます。ただ、目先、資金需要がありますので、新規の追加投資はちょっと控える必要あり。ま、ぼちぼちと。


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[2002/10/14(月) pm11:00]

「近況報告−スタンス維持−」

ご無沙汰しております。皆様、お元気でしょうか。
現物投資のポートフォリオ長期運用の伏見の光、さすがに非常に厳しいパフォーマンスになっています。7月以降の3ヶ月半ぐらいで20%を超える下落。年初来でも15%以上の下落となり、実損・含み損は100万を楽に超えていますね。

 まあ、この程度の下落は別に珍しくもないのですが、短期的にちょっと下げすぎというかペースが速い感じはします。これまで、約6年半での含み益が減少してしまっていますが、それでも配当、税金、売買手数料等を含めて実損・含み損の総計で600万強の利益はある計算になりますので、気楽ではありますが。

現在のポートフォリオは下記のようになっています。

10/11現在のポートフォリオ
1897 金下建設       200
1973 NECシステム建設   200
2202 明治製菓       800
2321 ソフトフロント     1
2651 ローソン    50
3593 ホギメディカル    20
4295 フェイス       1
4683 堀内カラー     1200
4728 トーセ       148
4966 上村工業      100
5384 フジミインコーポ  60
5401 新日本製鐵     1000
5706 三井金属      200
6361 荏原製作所     200
6370 栗田工業    100
6597 日本電産      20
6778 アルチザネット   3
6842 ユニパルス     100
6890 フェローテック   150
6931 日本電池    400
7261 マツダ        200
7270 富士重工     1800
7309 シマノ  50
7580 フーズネット    1000
7701 島津製作所    600
7960 パラマウントベッド 100
7936 アシックス   1000
8057 内田洋行      200
8136 サンリオ       200
8369 京都銀行    200
9602 東宝   200

まーた銘柄が増えていますが・・(^_^;)。

 ノーベル賞の島津、大して騰がりません。まあ、業績に直結するようなことでもないですから。最近買ったのはソフトフロント、栗田工業、日本電産、パラマウントベット、買い増しの富士重工など。

 ソフトフロントはIPO公募で買った銘柄ですが、公募値から−10万程度。赤字のベンチャー企業ですが、VoIP(ネットでの音声通話など)のソフトをてがけていて、早期に黒字化すれば株価も回復する可能性は大。これに加えて、アルチザ、フェイスなどベンチャー系の組み入れが増えた結果、ポートフォリオのボラティリティが以前より大きくなった印象があります。アルチザネットなんか、ミニ投資感覚で5万円もあれば1株買えますし、現金も持っていてPBRも一倍程度ですから、「楽しみ」としてこういうのを持っておくのもいいかと思います。

 まあ、買っているのもポジション的にはミニ投資や100株単元銘柄などで、いつものように細かいです。基本的に、下げたところは丁寧に買って、騰がったところは丁寧に売るのが伏見の光のスタイルですので、このスタンスを維持して、のんびりといきます。


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[2002/08/23(金) pm1:00]

「マネーぜみなーる株式投資 これだけはやってはいけない」を読む2(続き)

第4章 苦しい時の対処法----負けを軽くすることが勝利への道

1 ロスカットこそ勝者への最短距離
経済が右肩上がりであれば、基本的にはバイ&ホールドでもよかったのでしょう。しかしながら、昨今の経済状況、相場状況はとてもではないけれどそういう状況ではない。ということは、のんびりと長期保有という戦略が適当であるとは思われませんね。

であれば、ロスカットがいいのでしょうか。いや、これは一般化はできません。いわゆる「売ったら上がる、買ったら下がる」のちゃぶつき状態に陥り、資金を減らすだけになる可能性もあります。銘柄選択眼を養うこと、それもかなりのレベルで、かつ、予期しない事態の場合の対処もあらかじめ想定しておくこと、その上で長期に資金を追加していく累積投資的発想の長期投資がだめとは言い切れません。

どちらが適切であるかは比較も断言もできませんが。しかしながら、一般に損を確定する(含み損も実損も私は変わりがないと思ってますが)ロスカットはなかなかしにくいものですから、そういう意味では思い切ってこれを実行できるというのは大切だという面はあります。

2 ミスをした時こそ速やかな対応が肝要
 原則、そのとおりです。しかしなかなかすぐにそれをすることは上記と同様にできにくいですね。 ただ、ポジションが大きい場合はこれは非常に重要で、対処が大きく遅れたり間違ったりすると、投資的な意味での「致命傷」になりかねません。

3 死んだ子の歳は忘れるべし
 株式投資をしていれば「たら」「れば」はつきものです。誰でも、ベストのタイミングで売り買いしたいと思うものです。あとから「なんだ、ここで売っていればよかったじゃないか」「なんでここで買えなかったのか」とか、思うなといっても思うわけです。

 思うなと言っても無理なわけですけれど、肝要なのは、その思いを今後の自分の売買に引きずらないことです。自分のポジションに基づいて売買の管理をするのは重要でしょうが、「たら」「れば」に引きずられて、意地になるような売買は最悪の結果を招く可能性がありますね。

4 見栄と意地は証券投資の大敵
 この項目が私には感覚的にさっぱりわかりません。伏見の光に言わせれば感覚的に古いです。証券会社の担当者に気を使って売買注文が出しにくいとか証券会社の担当に見栄をはるとか・・・。こういう感覚がそもそもないです。意味ないじゃーん。だいたいネットでの注文ですけど、担当者に対してのこういう感覚というのは私は皆無です。もし持っている人がいたら、意識的にこういた感覚は排除するのが当然でしょう。

5 迷った時にどうするか
 これは難しいですね。基本的には自分の慣れた方法での対処を原則とするということでしょう。

第5章 飛びついてはいけない----一見儲かりそうだが実は危険なこと

1 信用ダブル買いは危険度倍増
 当たり前です。リスクもリターンも大きくなります。信用の売買は私は未経験ですが、使うとしても、リスクヘッジ的に売りで活用するという程度でしょう。

2 新高値・新安値銘柄ほど要注意
 動いている銘柄というのはなかなか難しいものですね。
 伏見の光は新高値をつけたりする銘柄はまったく買う気がしないのが普通。むしろ、そんな状況になったら、持ち株があれば順次売り上がりで対処します。逆に新安値をつけたりする銘柄は、タイミングをそれなりに見て、安いと思えるところから買い下がりをスタートする場合が多いです。

 一般論として要注意は要注意でしょう。しかし、株式投資で要注意でないことっていうのはない。それが大原則のような・・・。(株式投資で危険な月はいつでしょうか?)

3 SQで慌ててはいけない
全然あわてないですが・・・。あんまり関係ないと思ってます。実際、これで何か具体的に影響を受けた経験というのは、伏見の光は皆無。

4 板は注文の一部分に過ぎない
 そうですねぇ・・・。前にも書きましたが、素人、慣れない人がこういうのを見ると,どうしても影響されてしまいますからね。

5 手口は読めない部分が多い
 どうなんでしょうか。公表しない方向なのでしょうか。情報がまた一部の人に妙に占有され、汚く利用されるような恐れはないでしょうか。少なくとも自社の売買はわかるわけですね。他社の担当者とつるんだりすれば公表されなくても、証券会社の内部では同様のことはわかるでしょう。 とすると・・・・。

6 投資レーティングやアンケート人気銘柄に気をつけろ
 レーティングそのものは、伏見の光もどうでもいいと思っていますが、その内容やポイントについては、自分が中長期で投資している銘柄、投資しようとする銘柄であれば意識しておいた方がいいとは思います。アナリストレポートについても同様。

第6章 株価指標 これをチェックするだけで十分だ
 この章はテクニカルについての内容が多いのでパス。

 ということで、この本は、単純に言い切る形を体裁としてとっており、その内容は昨今の相場状況の中では概ね妥当と判断されるものが多く、これまで株式投資の経験がないか経験が非常に乏しい人にとってはそれなりに有用なものだと思います。

しかしながら、自分の運用や売買スタンスを確立している人にとっては、当たり前の内容やあるいは「私は違う」という内容が書き連ねてあるということになり、直接的に参考になったら新しい視点が開かれるということもありません。意識的にそうしているのでしょうが、具体的な実証データ、図表などが示されておらず、いわば「お話」的になってしまっているところもやや不満です。

とはいえ、少なくとも悪い本、害になるような内容ではありませんから、投資のスタートにあたっての入門書としての位置づけでの読み物としては、なかなかよくまとまっているとは思いました。

と、色々失礼を書いて、ごめんね。


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[2002/08/18(日) am3:30]

「マネーぜみなーる株式投資 これだけはやってはいけない」を読む

 皆様、お元気でしょうか。先週から今週にかけては、伏見の光は夏休みをもらっていまして、家にいるとついついマーケットを見てしまい、短期売買などして遊ばせてもらっています。富士重工、アルパイン、トーセなど。まあ、1勝1敗で金額的にはちょっとプラスかというところです。

 6月末以来ではポートフォリオは10%ほど下落していまして、年初来の成績もマイナス圏です。基本的には、自分の運用スタンスは維持していますので、今のまま続けていきますけれど。

 さて、表題の本てすが、山一でディーラーなどをされていた東保裕之氏の本で、日経のマネーゼみなーるの最新刊です。このシリーズ、すごく面白いということでもないのですが、どれもまともな内容の本だと思います。ちょっと小さめの本です。

http://www.nikkei.co.jp/pub/newbooks02-06/14986/14986.html

上記で目次などが見られます。

 この本の特徴は個人投資家に対して、大儲けをするというよりは大損をしないために気をつけなければいけないポイントを具体的に言い切っているというところで、わかりやすい内容になっています。かつ、ポイントとしては「ポートフォリオ運用で長期投資」「長期ならばリスクは低いし、株式のリターンは高い」といった一般論ではなく、損切りの重要性も含めて比較的短期での売買にあてはまるような中味が比較的多いということです。 以下、章の内容に沿って具体的に考えてみます。

第1章 株式投資で大損するタイプ----こんな投資家になってはいけない
1 目一杯勝負は破産の近道
どういう資金で目一杯いくのかということによりますし、リスク−リターンを認識して、かつ「一発長打」を狙うのであれば、別に目一杯でもいいわけです。しかし、そうした認識なしに目一杯いくのは当然、ヤバいでしょう。なんのための株式投資かわからんようになります。んなことは当たり前といえば当たり前です。

2 経営危機銘柄には近づくな
変化率でいけば「危ない」銘柄のツッコミを買って、反発で売り抜けるような方法はリターン率がいい場合もありましょう。しかし、買いではいれば最悪全部パー、かといって売りで入って立ち直られたりすると、これまた大変ということで、なかなか難しい。小さいポジションで「楽しみ」として手がけるという方法はあるかもしれませんが、そないに大股で近づいてわしづかみするようなことは当然する必要も意味もないと思います。私は小さいポジションであっても近づかないです。投資対象として魅力を感じないところは買わないのが基本。わかつててやる分には好き好きというところ。

3 自社株全面依存は丁半博打と一緒
 ここでは筆者自身の山一での経験が語られています。何にしろ全面依存するのはリスクは高いのは当たり前で、何も自社株に限ったことではありません。ストックオプションなどは従業員のモチベーションを高める効果はあると思いますが、確かに持株会などで買い続ける方法は、あまりよい方法とは思えないですね。だったら、ライバル社を累投ででも買った方がリスク分散という意味ではいいのかもしれません。

4 勝率至上主義は致命傷に直結
 確かに一勝五敗でも、200万勝って、あと、20万ずつ5回負けたところで、+100万です。個別銘柄の損益にこだわりすぎるようなことも危ないでしょう。全体として勝っているのか負けているのかが大切でしょう。いつも勝てるわけではないので、やはりキズを浅くするという努力、スタンスは大切でしょうね。

5 慣れない手法はうまくいかない
 これは多くの場合そうでしょう。伏見の光の日ばかりや短期売買がこれにあたります(^_^;)。当然、大けがしないような配慮はしてますけれど。 「慣れている」のは「ミニ投資の買い下がり・売り上がり」です。非常に単純な方法ですが、リスクはかなり低い方法だと思います(当然、同時にリターンも低くなりますが)。
 大切なのは、自分にとっての「慣れた手法」をいかくに確立するかということで、これについては個々で性格なども含めて様々な条件が違うため、簡単に「これがいい」とか言い切れることではありません。


第2章 売買テクニックの基本----これぐらいは知っておこう

1 場中の株価ウオッチングはアマには無理

「無理」と言われると「そうかな?」とも思いますけどね。今はデイトレのセミプロの人もいますし。ただ、こうした人は限られた、まあ新日鐵でも重工でもなんでもいいのですか、銘柄の値動きに習熟していて、独自の売買方法やスタンスを確立している人でしょう。

日頃、ミニ投資売り上がり、買い下がりのお気楽投資をしている伏見の光が場中の株価を見たりしていると、これはいけません(^_^;)。上下3本をQUICKで見ながら、内藤で売買注文を入れるというような形ですが、ちょっと厚めの買い板や売り板があると、それは一日の出来高からすれば大した量でもなかったりするのがほとんどですが、その1円下とか上に買いや売りの指し値をしたりしてしまいます。と、あっという間に指し値の板はそのまで成り行きで株価が瞬時に動いたりするわけですね。基本的には伏見の光は慣れてませんし向きません。そういう意味で伏見の光には確かに無理です。

2 指値ぐせは生活破壊パターン
ミニ投資の売買は必然的に指し値がききません。これはいいところもあります。確かに1円2円の指し値にこだわって失敗することはありえます。損切りの時はとりわけスパッと切ることも大事でしょう。

3 多数銘柄売買は実現不可能
これは投資スタンスや売買方法によります。一般化はできないです。場中の値動きを追いかけるような場合は無理でしょうけど、伏見の光は常時30銘柄程度は見ています。別に家に帰って夜にチェックするだけですし、多くは市場全体の動きに連動して動いているだけのことです。1円2円の値動きはどうでもよくて、それなりに値幅をとりつつ細かく売買していく方法であれば、別に多数銘柄売買もなんということはありません。

4 急ぎの注文は事故のもと
売りと買いを間違えてネットで注文出したという人は意外と多いみたいですね。私は経験がないですが。一般論としてはそのとおりだと思います。

5 期間限定勝負は機関投資家最大の弱点
ここですね。個人は自分の好きにやればいいのだから「気楽」です。機関投資家は非常に制約が大きい。時価総額が小さくて流動性が低い銘柄なんてまず対象になりませんし。また、マーケットインパクトというか自分の売買で株価を動かしてしまうような場合もあでしょう。

売買注文の執行スピードなど機関投資家が有利な側面はまだありましょうし、アナリストレポートとか証券会社のレーティングなどの入手でも個人よりは有利な点もないとはいえません。しかしながら「好きにやれる」というのは個人の最大の武器で、機関投資家にパフォーマンスで勝つのは別に珍しいことでもなんでもありません。

第3章 気がつかないうちに陥りやすい失敗
1 「武田薬品が上がったから二番手のエーザイを買え」は正しいか?「出遅れ」銘柄などは、全体が上昇する相場展開の時に、よいタイミングをとらえられればの話です。二番手銘柄のファンダメンタルズ的な、企業の根幹の部分での変化を個人としてすばやくとらえられれば、変化率という点では面白いかもいれません。これは一般論、とりわけ昨今のだるい相場の中での、としてはそうだろうなという感想です。

2 株式分割銘柄の買い時は分割実施前
これも投資スタンスによりますね。短期的にはあてはまる場合が多いように思います。

3 ギザギザチャートは天井のサイン
確かに天井圏ではとんがりますけど、これもその人のスタンスでどれだけの利益をめざすかということによりましょう。

4 薄商い銘柄は価値半減
これも短期ではあてはまるかもしれませんが、伏見の光的にはかなり疑義があります。別に投資期間を長期で取ってのんびりいくのであれば薄商いでも怖いことはありません。伏見の光は結構薄商い銘柄が好きです。地元銘柄で本来的?意味で株主としてつきあっている銘柄もありますし。
短期で換金の必要性があるような資金の場合は流動性を意識しておく必要はありましょうが、そうでないなら、薄商いのマイナー銘柄でも好きな銘柄で、割安感があったりしたら投資対象として考えることは少しも悪いことではありません。ただ、株価はちょっとした売買で大きく上下に動くことは当然ありますね。

5 方針変更は慎重に
してはいけないということではないですね。ただ、指摘のように慣れた方法から慣れない方法に変更した場合は、そううまくいくとは思いません。また、方針というのは銘柄ごとに違っていいと思います。


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[2002/08/1(木) am10:30]

京都ファンド その2

「京阪バレー 日本を変革する新・優良企業たち」という本が図書館にあったので借りてきて読んでいます。前にもちょっと読んだ本なのですが。

http://www.nikkei.co.jp/pub/newbooks99-9/14775/14775.html

上記の本です。
3年ほど前のちょっと古い本ですけれど、京都の「優良」企業が出てきます。まあ、機関投資家さんなんかの運用でははずせない銘柄でしょう。

ローム、日本電産、京セラ、任天堂、村田製作所。三洋化成なんていうのもちょっと出てきますね。
 トップのコメントを中心に、それぞれの企業の強みを記述しています。一般向けで読みやすいですが、反面、ここでは実際に現場で働いている人たちの「厳しさ」みたいなものは見えてきません。企業にとって「優秀」な人材はこれらの会社では働きがいもあり、所得も上昇するのでしょう。しかしながら、その背後では、こうした経済状況の中でなかなか厳しい現実も待っています。資本の論理、経済原則が優先する場は基本的に「弱肉強食」でしかありえません。

対照的なのが私の職場です。養護学校というところは病気や障害を持った子どもたちが学ぶところです。経済原則のみから考えたら、こんなに「非効率」的なところはありません。人もいります、施設・設備にもお金はかかります(ボロボロですけど)。賃金も年功序列で決まっていて、別に一生懸命仕事したから増えるということはありません。さぼる人もいれば、どうしてここまでやれるか・・、と思うほど頑張る人もいます。子どもらはかわいいですし、やりがいはいっぱいあります。

つまり、企業の価値観とは、いわばまったく反対、というか次元の違うところで仕事をしているわけです。ここでは、丸山真男がかつて述べた「たこつぼ」の論理が幅をきかすこともあります。

しかし、やはり、病気や障害を持った子どもたち、子どもだけじゃない、子どもはすぐに「大人」になりますから、大人も、が大切にされる社会であってほしいと思うわけですね。実際、子どもたちが大変なのは、学校という保護された殻の中から出たあと(卒業後)です。


全然話がずれとるなぁ・・・・。
愛沢氏の原稿が力作でしたからね。
「社会的な公平性を追求する様な、新たな福祉国家をめざす、根本的な国民福祉、社会保障を重視する経済政策=「新しい大きな政府」へ転換を目指さなければならない」という最後のコメントと私の仕事は、かなり関係が深いわけです。どこを大きくしてどこを小さくするかはなかなか難しいことだとは思いますけど。

さてと、上記5銘柄の中では私はロームを累積投資で毎月買っています。含み損拡大中ですが、ほとんど気になりません。

これ以外では、例えば

●6856堀場製作所
 ここの会長は本を書いたりしてあちこちによく登場します。元祖京都ベンチャー。エンジン計測器のシェアは圧倒的です。ここから下落すれば拾っていってもいい銘柄。

●9936王将フードサービス
 中華のチェーン店。ちょっとヤンキーっほい姉ちゃんとか癖のある店長とかがいて、店の雰囲気は好き。しかし、企業としてはわけのわからん巨額貸し付けがあったりして不信感。

●4471三洋化成
 高校に通う電車からパイプのいっぱいある工場がよく見えました。高吸水性樹脂、紙おむつの中味なんかをしています。

●7979松風  人工歯など。割安ですね。成長性は疑問でしょうか。ここも高校の近く。

●6748星和電機
 ここは前の勤め先の近く。なんだったか、LED関連だったかの材料で急伸しましたね。私はパスですが。

●3009川島織物
 カーテンとか自動車のシートとか。業績きついですね。まさかはないと思いますが。復配でもしてくればインパクトはありましょう。

●2521宝ホールディングス
旧:宝酒造。焼酎とかですけど、注目されるのはバイオですね。ここの工場の近くに住んでいました。「伏見の光」の「伏見」です。アルコールのにおいとかしましたね。きれいに下げています。一段安はちょっと買いたい病が出そうです。

●4671ファルコバイオシステムズ
臨床検査関係ですが、ここは上昇してますなぁ・・・。京大の病院の近くだったかな。よくわかりませんね。ま、どれもよくわかりませんけど(^_^;)。

●6645オムロン
自動改札機とかね。健康関係のもありますね。オムロンの社名って「御室」という地名から来ているって知ってましたか?。日本電産の草創期に資本援助したと上記の本に載ってました。

●9723京都ホテル
市役所の前にでっかいホテルが建ってますが、あれです。私は京都駅も軍艦みたいで好きになれません。生まれた時からあった京都タワーは懐かしい感じがします。年寄りは京都タワーも嫌いみたいです(^_^;)。

あー、なんかやたら冗長で雑談的に限りなく続いてしまいそうなのでここらにしときますが。えー、ここからですか?。
ローム、村田、日本電産のミニ投資買い下がり長期投資でいかがでしょうか。
とりわけロームかな。他は安いところの堀場。長期で宝も。


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[2002/07/28(日) am2:30]

京都ファンド

 伏見の光は30年以上、京都市及びその周辺で暮らしているということで、ついつい地元銘柄に目がいっていまします。別に地元だからといって何がわかるというわけでもありませんが、なんとなく親近感はありますので。

まあ、あんまりこういうことにこだわらない方がいいんですけどね(^_^;)。でも楽しみとしては悪くないかと思っています。ということで、京都に本社がある銘柄について、簡単にコメントでもしてみましょうか。


  ・・・現在ポートフォリオ組み入れ銘柄・・・

●1897 金下建設
大証二部。地元建設。京都府の中部、北部の大型公共事業ではいつもここの会社の名前を見るような気がします。売上高減少は気になるものの無借金経営で17円配当。PBRは 0.38倍。株価は430円。バリュー系、出来高少なく上昇しないが下値抵抗力あり。

●4295 フェイス
任天堂から飛び出した京都ベンチャー。音楽配信関係で、利益率は非常に高い。着メロなどを手がけるか国内の成長性鈍化は気がかり。しかし、海外展開で大化けの可能性も。株価下げているか、のんびり持てるのであればここからでもよし。J−STOCK銘柄。

●4728 トーセ
PS2などのゲームの下請け。ビジネスモデルとしては面白い。結構メジャーなゲームも手がけているみたいです。ゲームの販売動向と業績は連動か?。100株単位で気楽。

●6315 TOWA
半導体製造関連。精密金型。基本的にはシリコンサイクルに業績は連動。独自の技術力は高いと見るが、業績のぶれは大きく、それにつれて株価の値動きも上下に大きい。前の職場の近くに大きな工場がありました。

●6931 日本電池
自動車バッテリーから三菱合弁の小型リチウム電池なども手がける。目先の業績は厳しく無配。従来型鉛バッテリーは厳しいが、ハイブリット車用の電池、燃料電池などの分野で材料性あり。マーケットは結構こうしたニュースに反応します。長期での一発期待だが、ちょっとすすめにくい。

●7580 フーズネット
地元回転寿司中心で、宅配寿司、海鮮、居酒屋、焼き肉、健康食品などに展開。PER、PBRは割高だが、優待券3万円は結構いろいろなところで使えて便利。単元株長期保有。伏見の光の唯一の株主総会出席銘柄(今年も行けたら行きたい)。

●7701 島津製作所
分析機器などで独自の技術。環境、バイオ、半導体ど切り口は豊富だがいかんせん業績がついてこず、商売が下手な印象。無配転落だが業績は回復へ。200円台は買っていってもいい水準と見ています。

●8369 京都銀行
地銀では優良、株式含み益多い。基本的には全体の動向とパラレルに動く。長期でのんびりいくのなら。地銀の中では選択肢に入る銀行と見ています。

上記の中でなにをすすめるかですか?。資金的に余裕があるならばフェイス。時価から。厳しい場合は、島津をミニ投資で丁寧に買い下がり。バリューなら金下だけれどあまりにマイナーで一般的ではないです。

 次回は現在は保有していないが以前に売買した銘柄や売買はしていないけれど注目している京都銘柄を挙げてみます。


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[2002/07/22(月) pm1:30]

「賢いはずのあなたが、なぜお金で失敗するのか」(日本経済新聞社)を読む2

 図書館に本を返却してしまったので手元にもうない(^_^;)んですが、簡単にメモした点からいくつか。
 直接、本の記述そのものを参照してではなく、メモしてある内容ですので、ちょっと本の内容そのものの説明としては不十分な部分や誤りがあるかもしれません。本ぐらい買いなさいってか・・・(^_^;)。いや、買っておいておくほどのことはないというか、だいたい私自身の経験や考えと同じような内容ですので。

 どんな点について述べているかというと、項目だけ挙げてみると、「決定麻痺」「所有効果」「名目上の変化と実質的変化」「錨をおろす」「自信過剰」「群衆のあとを追う傾向」などです。最後の2つは意味はわかるでしょうけど、それ以外は項目名だけではわかりづらいですね。

 「決定麻痺」っていうのは、人は色々と選択肢がありすぎると、結局のところ「何も選ばない」ということ(それは選択をしていないのではなくて、「選ばない」という選択をしているということなのですけど)になりがちだということです。リスクを嫌ってか、これだけの低金利の状況の中でも預貯金として眠っている資産がいかに多いことか。これは決定麻痺というのとはちょっと違うかもしれませんけど。
「あれがいいか、これがいいか、うーん、よくわからんなぁ・・・。」で、何もしないという状態。投資について経験的に言うならば、とりあえずリスクが取れる範囲、少額でいいから何か買ってみればいいと思いますね。ただ見ているだけと、たとえ実際に少額であれ自分が保有しているのとは意識の持ち方が違ってきますから。その分、勉強になることは多いように思います。

「所有効果」。
これはわりとわかりやすい。人は自分が持っているものに愛着を抱く、特別の思い入れを持つ傾向があるということですね。株式の特定の銘柄について、思い入れがあるという人は多いはずです。そうでなくて、単純に利益をあげるための商品として割り切って考えた方がいいところはあるのかもしれません。しかし、利益が出ている場合でも損している場合でも「これは売れないなぁ・・・」という銘柄があったりします。株式を保有しているといったって、実際の株券が手元にあるという場合はまれでしょう。それは単にパソコンのキーボードを叩くとディスプレイに表示される文字にすぎないとも言えます。まあ、貨幣だってそうですが、それは実態、実物というよりも、いわば観念というかイメージにすぎません。
しかしながら、それを所有しているという意識、感覚はよく「所有効果」的な心理傾向につながることがあります。かつての伏見の光の「日本電池」なんかがこれですね。こうした心理的バイアスがかかることによって、自分によって都合のよい情報のみを勝手に、半ば無意識的に取捨選択して取り入れてしまうようなことがおこる可能性があります。まあ、この所有効果っていうのは悪いことばかりでもないと思いますけど。

「名目上の変化と実質的変化」
これはインフレとかデフレの影響のことを言っています。名目上というのは金額が増えたか減ったかということ。実質的というのは実際の購買力のこと。一般に人は名目上の金額というのが増えたのか減ったのかにとらわれがちになるということです。金額が増えたところで、それ以上にインフレが進行していれば、購買力としての価値は低下しているわけです。
逆に全然金額として増加しなかったとしても、デフレになればその分購買力は上昇していることになります。よほど意識していないと、理屈としては誰でもわかると思うのですが、私たちは名目上の変化にとらわれがちになります。時々、上記の視点で金融資産について見直してみることは意味のあることだとは思います。

「錨をおろす」
これは、人は別に合理的な理由なんかないのに、自分なりの基準点をつくってしまって、そこからどうしたこうしたということを判断しがちになるということです。株式投資でいえば自分の買値、売値なんかがこれですね。「錨」というのは基準ということね。私の、あなたの買値や売値なんてマーケットでは知ったことではないです。2割上昇したから売るとか、1割下落で損切りとか、そういう自分なりの「錨」を基準にした売買ははたして適当なのだろうかということです。
PERやPBRを基準にしますか?。これとて、全然あてになんかなりません。自分自身の中になんのルールもなしに、いきあたりばったりで売買を繰り返すような形は最悪。「錨」は必要だと思いますが、では、あなたの「錨」っていうのはなんて、それはどういう意味があるのかというのは自分なりに理解できていた方がいいでしょうね。

「自信過剰」
これは文字どおりそう。うまくいくと自分の手柄にして、失敗すると人のせいにする。短期的にうまく売買できたりすると「お、俺ってなかなかうまいやんかー」てな風に思うのはよくあること、失敗した時は、それを合理化するような理由を見つけだす。「あの証券会社の営業がしょーもない事を言うからじゃ!」「テロなんて起きると思わないもん。」「「長期投資だから目先は下がってもいいもーん。」どう言ってみたところで損は損。失敗は失敗。含み損だろうが実損だろうが損は損です。
私自身は最近はこの傾向はほとんどなくなったように思います。「下手」を自認している、少なくとも「うまい」ということはないと自分で思ってますから。うまくいったら、それはたまたま。失敗しても、たまたま。長期的に見れば、損はしないだろうから、ま、ぼちぼちでええんとちゃうかなぁ・・・・、という感じです。

「群衆のあとを追う傾向」
これは文字どおりでわかりやすいですね。オランダのチューリップバブルでも、ITバブルでもそうですけど。なんか上昇しだすと買いたくなりませんか?。いい話ばかり聞かされて、「乗り遅れるといけない」意識が出たりして。
私は傾向としてはむしろ逆の感じで、人気化したりすると全然買う気がなくなります。逆にベタベタに下げてくると「買いたい病」が出てきますから。丁寧に買い下がり、丁寧に売り上がる、それも一度にではなくて何回かに小分けにして、という手法は、傾向としては「長期逆張り」的でリスクを限定(リターンも限定)する方法だと言えましょう。

本の方はもっと実例とかを挙げながらうまく書いてくれていますので、読み物としてはなかなか楽しめました。

あと、この本でもインデックスファンドをすすめています。私もしょうもないアクティブ投信を買うよりはよほどインデックスファンドの方がいいとは思います。でも、楽しいのは、あれやこれやと考えて銘柄選択したり売買したりする自己運用ですけどね。
私のポートフォリオは傾向としてはインデックスよりも値動きの幅が小さい傾向がありますので、そういう意味ではインデックスファンドよりもリスクが低いと思っています。


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[2002/07/14(日) pm1:00]

「賢いはずのあなたが、なぜお金で失敗するのか」(日本経済新聞社)を読む1

 翻訳物の本です。図書館にあったので借りてきました。軽い読み物かと思ったら(確かにそういう面もあるのですが)、これが結構面白かったです。まあ、今日、明日の株式投資や資産運用にすぐに役立つというものではありません。

 どういう内容かというと、一言で言えば、「私たちが陥りがちな心理的傾向について、具体例を挙げながら、その誤りや留意点を示している本」とでも言うことができるでしょう。 私自身、本書で述べられている内容については、ズバリあてはまる部分もありますが、同時に全然あてはまらない部分もありました。

 以下、具体的にいくつか例を挙げながら考えてみましょう。

 最初に述べているのが「心の会計」。
 簡単にいえば「博打で儲かった金をパーッと使ってしまうのには抵抗感はないが、仕事で働いて得た金はなかなかそうはいかない」といった傾向のことです。まあ、感覚的にはわかりますね。ところが別にお金に「博打の金」「給料の金」とか書いてあるわけではないです(当たり前やがな)。ま、自分で紙幣に書き込めば別ですが(^_^;)。

 ここでのアドバイスは「すべてのお金を働いて得たお金として考えなさい」というもの。「考えなさい」といっても、実際、どのような方法で得たお金なのかということについての人間の記憶は残ります。これはやっぱり、その後のお金の使い方に影響は残るだろうと思いますね。

 さて、私自身の場合でのこれに近い状態での実際はどうだったでしょうか。以前、こんなことがありました。新規公開株の公募株の売買で、一発で500万以上の利益を確定したことがあります。で、どうしたかというと、なにもしてません(^_^;)。投資額を増やすでもなし。減らすでもなし。性格がディフェンシブ。、調子に乗ってドンドン攻めるような売買というのが嫌いというか苦手というかできないのですね。あー、これで気楽になった(損することはなくなった)なぁというのがその時の感覚でした。もう少し詳しく言うと、最初に証券会社に電話で初値を聞いた時は、嬉しいというより半ばあきれる(そんなに高くなったのかぁ)という感じでした。ちょっと時間がたって、「あ、これで持ち株は全部ただ株だ。持ち株すべてが倒産したところで損はないわいなぁ。」と考えたのでした。

 上記のような性格、キャラクターがいいことなのかどうかはなかなか判断は難しいです。できないと言ってもいいでしょう。ただ、自分のキャラクターを把握して、その結果自分に合った投資方法、スタンスが確立されるのは確か(あるいは「逆もまた真なり」か)でしょう。


 続いて述べているのが「損失の嫌悪」という問題。誰だって損失は嫌に決まっているわけで、なぜわざわざ指摘する意味はない?。そういう言い方もできましょう。つまりはこれは「塩漬け増加の論理」でもあります。

 人は上昇した銘柄を売り、下落した銘柄は保有を続ける傾向があるというわけです。とりわけ自分の買値よりも下がった株は売りたくない。なぜならば、売ると損失が確定してしまうからですね。売らなければ、また株価が上昇して含み損の状態は解消される可能性がありますから。無論、この可能性はありますが、逆の可能性、さらにどんどん株価が下がり含み損が増大する可能性もあります。上がる銘柄は小さな利益で売却してしまい、塩漬け株ばかりが増える。これは素人が陥りやすい傾向ではあると言えるでしょう。私自身、最初はこうでしたから。

 最近では私自身はどうか?。実損だろうが含み損だろうが損は損です。株価は上昇することも下落することもあります。そうそう自分の都合のよいように動いてくれるはずはありません。であるならば、下がったらどうする?、上がったらどうする?という自分自身の基本的な方針、方法を明確にしておき、原則としてそれに従った売買をするということが大切ではないかと思います。


「警戒すべき兆候」
・一般的に株よりも債券の方が好き
・値下がりしている株よりも値上がりしている株の方が売りやすい
・株価が下がると、株式市場からお金を引きあげたいという強い誘惑にかられる。

どうでしょうか?。
どっちが好きかと言われれば株でしょう。そういう人が多いのでは?。値動きは面白いですからね。リスクを一定管理できている範囲内でという条件はつけてですけど。

次。これは気持ち的にはそうでしょう。とりわけ、自分の買値と比較してという前提があるとすると、この傾向はより顕著でしょう。これはなかなか避けがたい心理的傾向です。しかし実際の売買はというと、場合によっては損切りする場合はあります。気持ちのあり方と実際の売買は別物と考えるのがよいかな。

次。これ、まったく逆です。好きな銘柄が市場全体の下げにつれて一緒に下がったような場合なんかは「買いたい病」がよく発病します。下がれば下がるほど、ま、程度にもよりまして、あまりに急だと感覚的に不安感は強まったりする場合はありましょうが、買いたくなるというのが伏見の光的スタンスです。これは、フルインベスト状態にすることがない、常に現金的な手持ちのポジジョンがかなり大きいという売買方法も影響していると思われます。

                (つづく)


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[2002/07/1(月) am3:00]

第二四半期の運用成績 & 実質配当・優待利回り12%強銘柄

●第二四半期の運用成績が出ました。

 結果は+0.35%でした。この期間、日経平均やTOPIXは3%台の下落でしたので、指数を4%前後上回ったことになります。伏見の光の日本株ポートフォリオ運用の基本方針、目標は、下落局面にあっては絶対値がプラスであること、上昇局面にあっては指数を上回ることです。この目標を安定して達成することができれば、金額ベースでは損をするこはなく、かつ指数を上回る運用成績をあげることができます。

 しかし、これはそんなに簡単ではないのですね。どう難しいかというと、伏見の光ポートフォリオの構成銘柄の特徴などから下落局面では指数と比較して相対的にましなパフォーマンスになることは多いのですが、下落局面ではポートフォリオもマイナスとなることが多く、絶対値でプラスとなるのはなかなかできにくいこと、上昇局面では逆にプラスにはなるものの指数の上昇率に及ばないことが多いことによります。

 そうした意味では、四半期ベースでは3期連続してなんとかこの目標を達成できていますので、まあ成績は厳しく評価して「可」というところでしょう。なお、上記のパフォーマンスは売買手数料、税金、手取り配当などを含んだ実額で計算しています。今回、パフォーマンスが地味だった理由はIPOの公募が全然取れなかったことが大きく影響しています。ここらはもう少し、色々工夫が必要かもしれません。


●実質配当・優待利回り10%強の可能性が高い銘柄
サンリオ (東京1部 : 8136)という会社があります。6/28の終値は1090円です。ここは単元株は100株になっています。
 ということは、6/28の終値ベースでは100株買えば、109,000円。例えば最低手数料525円の内藤証券を使ったとすると109,525円で買えますね。さーて、このサンリオという会社、まあキティちゃんなんかのキャラクタービジネスが本業なのですが、特徴はこの本業ではなくて会社として株式投資をしていることです。3月期の決算で見ると営業利益63億で有価証券運用損が51億となっています。どんな会社じゃっちゅうの。まあ、ヤフーの掲示板なんかを見るとボロクソに書かれています。現在のこの会社の配当は年間で20円。配当控除をすればあとで戻ってくる場合が多いでしょうが、とりあえずの年間の手取りは2割引かれて1600円ですね。どこが10%?、これだと、まあ1.5%がいいところです。

 ところが、この会社は株主優待というのがあるのです。何をくれるかというとサンリオの施設の優待券で、業績不振のせめてものお詫びのつもりか?、これが100株株主でも半期で3枚くれる(これまでは1枚)ことになりました。他に自社商品もくれます。この優待券、施設に無料で入れるというもので、普通に購入すれば4000円ぐらいかかるものです。

 なに?、そんなところには行きたくないし,キティちゃん製品も欲しくない。私もそうです(^_^;)。これ、ネットオークションで売却をするのです。これまでも売却をしてきていますが、だいたい一枚2000円程度で落札されています。優待で出回る券の数が増えるため、需給から落札価格は下落する可能性がありますが、仮にこれまでどおり2000円で落札されたとすると、これが年間で6枚来ることになりますので、12,000円ですね。さらには、自社商品がなにかによりますが、これが100円で落札されたとしましょう。2回で200円。全部合計すると(厳密にはオークションは利用コストが少しかかる場合がありますが)13,800円。時価ベースで109,525円の投資で13,800円の収入。おーっと、12.6%で回ってます。さらに今ならば約9ヶ月の保有で2回配当・優待が取れますので、12.8×4/3で年利回りは16.8%!。

しかし、これは100株株主での話でして、1000株あったら優待も10倍になるわけではありません(^_^;)。かつ、優待券がこれまでどおり売却できるかは不透明。1500円かもしれないし、1000円かもしれないです。配当も続くかどうかわからない。まあ、1000円でしか売れなくても高利回りではありますが。こんなのは、いわば「お楽しみ」ですが、優待のある銘柄がポートフォリオにあるのもそれなりに楽しいものです。伏見の光は食事券3万円銘柄とかふるさと小包銘柄なんていうのも持っています。

 なお、サンリオは保有有価証券の含み損益の関係でか、比較的素直に相場全体の動向とパラレルに動く傾向が強いようで、ちょっと証券株的な感じもします。ここから大きく下落すれば、ま、100株買って、あるいは50株ずつ買い下がってポートフォリオに加えてみるのも一案でしょう。伏見の光は嫁さんと2人で100株ずつ持っています。今のところ損こいてますが、娘は喜んでいます(^_^;)。


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[2002/06/24(月) am5:00]

厳しい時ほど丁寧に原則どおりに!

 なんか知りませんけど、先週の日本株はなかなか厳しかったですね。伏見の光ポートフォリオも下落し、3月末比でマイナス圏に突入してしまいました。まあ、比率は-0.26%、スタートを700万としていますので、金額では2万円以下の含み損で配当が入ればカバーという範囲ですけど。

 だいたい、伏見の光ポートフォリオは株式市場全体が上昇する時は日経平均やTOPIXなどの指標に比率的にはついていけず、逆に下落する時は指標よりもましという傾向があります。なんでそうなるかというと、一つは計算上、株式ポートフォリオに上場不動産投信(日本リテールファンド)や信金中金優先出資証券といった一般的な株式よりも値動きの幅が小さいものを含めているということがあります(実は最近上場されたオリックスの不動産投信もひとつ買っていますし、NECの優先出資証券も持っています)。また、意識的にポートフォリオはそれなりの業種分散を考慮して銘柄を選択しているため、値動きの傾向が違う銘柄でパフォーマンスを相殺する(一方が上昇すれば一方は下落)ような傾向があること、また大証二部など出来高が少なく値動きも少ない銘柄の時価総額の比率が高いことなども挙げられます ただ、週末はNYは軟調、円高進行ということで、週明けはまた厳しそうな感じですね。

 まあ、この程度の下げというのはよくあることでして、あんまりビビらない方がいいかと思います。マーケットが大きく動く時ほど、それに動揺せずに自分の原則に忠実でありたいものです。

 伏見の光の原則は「少額分散での買い下がり、売り上がり」ですから、下げたところは丁寧に丁寧に買っていくのが基本です。ただ、その時はなんでもいいというわけではなく、自分なりに中長期的には株価は上昇するという可能性高いと思える銘柄を選択することは重要でと思います。

先週に買ったのは
06/18   荏原     100株   694円
06/20   金下建設   200株   448円
の2つ。

 荏原は格下げなどもあったようですが、値幅をきざんでの買い下がりです。金下建設は新規銘柄。1897の大証二部。京都が地元の建設セクターの銘柄です。ここは建設関係でありながら無借金の好財務。PBRは0.4倍程度で17円安定配当です。まあ、さすがに減配ぐらいは覚悟ですが、無配はないでしょう。

 週刊ダイヤモンド誌では建設関係で危険度評価では最下位(つまり最もつぶれる可能性が低いとの判断)でした。毎年、最下位争いをしているみたい。ただ、売上高が大幅に減少しているのはやはり気にはなります。しかし、割安ではあり、いわゆる「バリュー系」の銘柄ではあるでしょう。(伏見の光の保有銘柄の中では4683堀内カラーも同様)。長期的に丁寧に買っていけばそういいパフォーマンスにはならなくても、損はしないかなという感じです。ただ、気が長くないとだめですね、こういう銘柄は。

ここからは、伏見の光は富士重工、アルチザネットワークスなど以前にふれたお馴染み銘柄を丁寧に売買していきたいと思います。6890フェローテックなんかも中長期的にはかなり面白いのではないかと思います。他、グロース系として、技術に独自性のある5384フジミインコーポレーテッド、バリュー系として8399琉球銀行なんかを挙げておきます。

ま、ぼちぼちでいきましょうか。


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[2002/06/10(土) am3:00]

中国株を買ってみた!

 中国株とは株式運用の投資信託という形でちょっとつきあっていましたが、含み損の投信を解約してこれを元本に個別銘柄への投資をしてみることにしました(2002.5)。投資信託では約30万円程度の損失を確定しました。

 売買については、国内株で売買手数料が安いので利用している内藤証券が中国株も扱っているため、ここを利用しています。他では東洋証券、アイザワ証券などが中国株を直接扱っていたのではないかな。

中国は
・成長率か高い、発展途上
・市場が大きく、需要も大きい

という基本的な特徴があると思いますが、反面、
・市場が未整備、情報開示なども不徹底
・政府の政策の影響が大きい
・政府が大量の株式を保有

など懸念材料もあります。
値動きはわれと極端になりがちで、中国国内の投資家は結構投機的な短期売買が多いようですね。

市場も色々で、香港、上海、シンセンなどに分かれています。

入門用の参考文献として以下の3つを利用しました。
「2001中国企業情報」 中国企業の四季報的なもの。
「10万円から本気で増やす中国株」 入門向け書籍としてはわかりやすくよい内容。
「日経ネットトレーディング2002.3 付録冊子」 わかりやすい説明です。

実際に買ってみたのは下記の2銘柄です。

香港 レッドチップ
0203 デンウエイ モータース
日時   株価 株数 売買 通貨レート 日本円金額考
02.5.21 2.500 2000 買  HK$16.3 82406

香港H株
0576ゼイジヤン エキスプレス
日時 株価 株数 売買 通貨レート 日本円金額
02.5.21 2.450 2000 買 HK$16.3 81454

いずれも最低単位です。1000株でなくて2000株単位というと銘柄が多いですね。これでわかるように最低単位だと10万円以下で買える銘柄が多いです。
デンウェイモーターズはホンダと関わりの深い自動車関係・ゼイジャンエクスプレスは高速道路建設やその運営のインフラ関係。

 基本的に長期投資で、安いところはのんびりと買い増ししていく方針です。個別企業のリスクに加えて、為替リスクもあり、また、手数料も国内株ほどは安くはないですが、投資信託よりも自分で銘柄を選択して売買した方が楽しいかなと思います。分散投資の一つとしてどうでしょうか?。

詳しい人がおられたら教えてね。


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[2002/05/18(土) am11:00]

富士重工、明確になった方向性を評価する!

ご無沙汰しております、伏見の光です。本当は『フィッシャーの「超」成長株投資』の続きを書かなければいけないところですが、お気に入り銘柄の一つ、富士重工について。

 最近、日経で富士重工とかかわっていくつかの注目すべき記事がありました。
●今年度中にも、バス車体・鉄道車両撤退
 富士重工は車が中心のメーカーですが、これまではバスや鉄道車両の部門もありました。これらは売上高からすれば1%程度と小さく、しかも赤字部門。経営資源を自動車など主力事業に集中しようとする方向性は「まとも」だろうという感想。

●富士重・NECが新会社でハイブリッド車向け高性能電池開発
 電池はトヨタのプリウスなどで使用されているニッケル水素型ではなくてマンガン系リチウムイオン電池ということです。エネルギー密度の点ではリチウムイオンの方が有利と言われていますが、コスト的には厳しい面がこれまでありました。マンガン系リチウムイオン型は日本電池なども研究をすすめており、後発の富士重・NECが勝てるとは限りません。ただ、自動車メーカーは方向性としてはハイブリット・電気・燃料電池などの新しいタイプの自動車を開発する方向性はどうしても必要になってきます。その具体的な動きとして評価はできると思います。ハイブリット車を2006年度には商品化するということですね。どんな車になりますか?。スバルらしさを期待したいところです。

●軽はスズキとの連携強化、コスト削減、合理化の徹底へ
 スバルはプレオという軽自動車を作っています。部品についてはスズキとの間での共通化をすすめコスト削減を徹底化していくということです。方向性としてはこれも当然のこととはいえ、具体化されてきた点は評価したいです。

●GMへOEM供給せず、ブランド力の強化へ
 富士重は世界的にはGM陣営の一員ですが、富士重の車をGMブランドで売ることはせずに、自社ブランドにこだわっていくという方向性ほ明確にしました(新中期経営計画)。
 スバルはトヨタや日産のような「なんでもあり」の自動車メーカーではありません。極言してしまえばスバルはレガシー。それにインプレッサやフォレスターもありまっせ、というのが現状。自動車評論家の徳大寺氏がよく「スバルは日本のBMWをめざせ」という趣旨の発言をしていたと思いますが、自動車メーカーとしての独自性、オリジナリティを追求していくことが生き残っていく、成長していく上での必須条件です。
 技術的には水平対抗エンジン、4WD技術では現在も独自性が感じられますし、熟成させていくタイプのモデルチェンジをしているレガシーの車づくりも好感が持て、消費者からも評価されていると思います(私自身の感覚としてはそうです)。販売台数を増加させるだけであればOEMは有効でしょう。しかし、あえて自社ブランドにこだわっていくこの方向性を私は積極的に評価したいと思います。

●2005年度以降、北米市場を意識して「3万ドルを超える価格帯でスバル単独で」新型スポーティーカーを投入
 いわばスバルのフェアレディZ、RX−?。新SVX。売れるかどうかはまったくわかりませんが、どんな車になるのか、個人的には非常に興味あり。

●大規模な自社株買い
 2億1500万株、発行株式数の28.8%にあたる自社株買いを発表しました。株式について考えるならば、これは需給改善要因として相当に大きいと考えられます。下値を支える要因にはなり、いわゆる持ち合い解消売りの受け皿にもなりましょう。

●つまりは・・・上記のような最近のニュースはつまりは・・・
・合理化徹底・・・不採算部門の撤退、部品の共通化化などによる合理化の徹底
・自社ブランドへのこだわり、独自性の強調
・将来を見据えたハイブリット車の開発強化
・自社株買い
であり、いずれも富士重工の方向性としてはわかりやすく、かつ正しいものであると思います。

●個人的には・・・
 個人的には次に買う車はマツダのアテンザかスバルのレガシー、フォレスター、BMWのどれかになる可能性が高いです。親父はずっと前のSVXを大切に乗っています。あちこち故障だらけでではありますが、面白い車です。弟は親父が昔に乗っていたレガシーのセダン(2リットルターボ)。古さは隠せませんが、まあしっかりは走ります。嫁さんはプレオ。軽自動車としてはしっかりした車で必要十分な性能です。私だけマツダ車に乗っていますが、これで私がスバルを買うと「スバル展示場」状態かぁ?(^_^;)。ま、それもいいのではないかと思いますが。

●株式に方はどういう展開になるかわかりませんけれど、中長期的には4桁をめざす展開を期待しています。ファンとしての期待の部分が大きいし、マイナス要因などがよくわかりませんが、私は富士重は悪くないという思いを強くしました。


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[2002/04/15(月) am1:00]

『フィッシャーの「超」成長株投資』を読む2

本書の中では最高の株を選び出すための15のポイントを示しています。
簡単に列挙してみましょう。

1.少なくとも5〜6年、企業の売り上げを伸ばすのに十分な製品、サービスを有している
2.新製品や新製法を開発していこうとする決意
3.研究規模と比較してのその成果
4.平均以上の力のある営業部門
5.投資に値するだけの利益率
6.利益率の維持・改善のために何をしているか
7.良好な労使関係
8.管理職の能力を引き出す環境
9.管理職レベルの優秀な人材
10.しっかりとしたコスト分析と財務管理
11.企業運営面で必要な業界特有のスキル
12.収益に関しての長期的な展望
13.増資の必要性 それによる既存株主が利益を損なう可能性
14.情報開示 とりわけ企業が苦しい状況の時の
15.誠実な経営者


さて、どうでしょうか。私が、あなたが投資しようとしている企業では、いくつあてはまるでしょうか。
答えは→わからない ですね(^_^;)。
んなもん、すべての項目についてはっきりとした解答が示せればなんの苦労もないわけです。しかしながら、自分が保有している銘柄なり投資を検討している銘柄について、上記の視点で考えてみることは有効ではないでしょうか。ただ、これは「長期」投資の場合で、短期的な値動きに着目して利益を確保していこうといするような売買にはさほど関係ありませんが。

例えば、私は累投という方法(毎月、定額で買う)で下記の5銘柄を毎月1万円ずつ買っています。山之内製薬、ローム、トヨタ、NTTデータ、ソフトバンク。今のところ、すべて含み損ですね(^_^;)。といっても、最初の3銘柄は1割ぐらいのものですが。

さて、それぞれの企業が上記の項目のうちいったいいくつの項目で「合格」しているのでしょうか。山之内と武田の比較はどうでしょうか?。最近はとみに旗色のよくないソフトバンクはどうでしょう?。私自身、それなりに説得力のある「解答」を示せるほどの知識も実力もありません。しかし素人なりに考えてみることは有効であろうと思います。

新興企業では、例えばアルチザネットワークスはどうでしょうか。

フィッシャーの考え方の基本は企業そのものをどう見るのかという点であり、マーケットの短期的な方向性の予測などはさして重要であるとは考えていないようです。しかしながら、実際に投資をする、資金を投入するには当然タイミングというものを考慮しなければならないとも言っています。次はこのあたりのことを考えてみます。




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[2002/4/1(月) am9:00]

『フィッシャーの「超」成長株投資』を読む1

 伏見の光の第一四半期の運用成績は+6.53%でした。これはTOPIX+2.72%、日経平均+4.57%をやや上回っており、さして自慢できるものではないですが、まずまずでした。ま、こんな感じで続けていければいいです。

 さて、表題の本を読みました。株式投資関連の書籍で面白かったのは「ウォール街のランダムウォーカー」「投資苑」、ピーター・リンチの著作などですが、この本もなかなか面白かったです。

 驚くのは、この本が出されたのが1958年だということです。40年以上も前の本ですが、古さというのは全然感じません。わかりやすい翻訳ということもあり、初心者でもとても読みやすい中味になっていると思います。荒井拓也氏の監修ということもあるのでしょう。日本語版のこの本は2000.10.31が初版です。

 内容の本質を一言で言ってしまうと、
「長期にわたり自己変革しながら成長を続けていける企業に長期投資しましょう」ということにつきます。まあ、「言うは易し・・・」なんですけど、投資の王道という感じがします。バフェットも参考にした本ということですね。「超」成長株などと言うと、短期的に利益や株価が急伸する新興企業というイメージを持たれるかもしれませんが、そうではありません。

基本の考え方としては、
短期的な相場の方向性を予測しての売買やいわゆるバリュー株投資とは全く違います。無論、タイミングの重要性については指摘はしていますが、本質としては違います。売買方法やスタンスについては私たちはそれぞれ好きな方法、自分に合った方法を取ればいいわけですが、私自身はこのフィッシャーの発想に共感するところが大きいです。ただ、実際にしていることはかなり違いますけど・・・・。

さて、冒頭の部分で
「安く買って高く売ろうと派手な動きをするよりも、真に優れた企業を見つけだし、市場がどれだけ激しく変動してもその企業の株を持ち続ける」ことが大きな利益をもたらすと述べられています。

この指摘は非常に「まとも」ではあります。しかしながら、まず、どの企業が「真に優れた企業」なのかを見つけだすのが極めて困難。続いて、「持ち続ける」こと、塩漬けもですが、株価が自分の買値よりも大きく上昇した時にでも保有しつづけることも極めて困難です。つまり、ごく当たり前ながら実行するのは極めて難しい課題をつきつけているということになりますね。

では、どうすればそれができるのか、これから本書に従って考えてみましょう。




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[2002/3/25(月) am5:00]

マツダ(7261)に注目!

最近は自動車関連株の中ではマツダに注目しています。

http://economist.mainichi.co.jp/cgi-bin/brand.cgi?BRN=10

など、最近はマツダについては強気の見方が増えてきているようで、株価も既に底値圏からは上昇気配です。
株価推移は下記のようになってます。

http://quote.yahoo.co.jp/q?s=7261.t&d=1y

個人としては、私は3台続けてマツダ車に乗っています。ファミリアアスティナという5ドア(これは実質は1500のファミリア)→ランティスクーペ(これも5アだが狭かった、車そのものはかなり好きでした)→カペラワゴン(ただのファミリーワゴンだが、使い勝手はいい)という形です。

株式投資の方はトヨタは累投、富士重工とホンダは100株ずつ売買という形でつきあってますが、マツダはなぜか縁がないです。

自動車会社は車を見るのが基本です。

今度の新車、アテンザはマツダとしてはかなり気合いが入った世界戦略車でしょう。ただ、販売的に国内で成功するかどうかは、この2リッターぐらいのところのセダンとかワゴンとかいうカテゴリーではマツダはこれまでヒット車というのがなかったですし、イメージも希薄です。
ただ、車そのものがよければ、ヒットの可能性はないとは言えません。また、国内は不振でもヨーロッパなどでは評価される可能性は国内よりも高いと思っています。
アテンザについては

http://www.atenza.mazda.co.jp/?official_icon


参照。このハッチバックは個人的にはなかなかかっこいいと思います。室内の広さなど使い勝手がよければ買い換え候補ですね。レガシーとの勝負かな。

また、デミオもフルモデルチェンジですね。小型のリッターカークラスはビッツ、フィット、そしてマーチと激戦です。現行モデルはマツダとしてはかなりのヒットで今でもよく走っているのは見ますが、既に「安売りしまっせー」という程度の意味しかないでしょう。次はどんなモデルか、期待して見ておきましょう。

ま、ここから下げたところから、300株、300株、400株と買い下がってみますか。
日産の次に復活するのはマツダ。三菱は車そのものに魅力なしなので×。

ま、あわてずにいってみましょうかね。




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[2002/3/11(月) am4:00]

スタンスを明確に

なんか知りませんが、戻りが急ですね。
伏見の光ポートフォリオも一週間で約6%上昇し、昨年末来でもほぼ同様の上昇率となっています。
最低は2月第一週の約−7%ですので、約一ヶ月で13%程度上昇したということになります。700万円を時価総額の基準として設定していますので、1%でだいたい7万円ということになります。

個別銘柄であればこの程度動くことは別に普通ですが、意識的に業種分散もしながら約30銘柄で構成しているポートフォリオがこれだけ動くというのはまれですね。

 こうしたポートフォリオでは、指数が大きく上昇した場合はこれについていけない場合が多いです。日経平均であはればハイテク、TOPIXであれば金融関係などの比率が高いですから、業種を等額的に分散していると(伏見の光の場合、そこまで考えられていませんけど)、上昇にはついていけないけれど下落の場合は多少ましとなる場合が多いのではないかと思います。

さて、こうした相場が大きく動く局面では、「早く買わないと出遅れる」とばかりあせって買いに走るような投資行動に出てしまう場合があります。結果的にこれは正解となる場合もありましょうし、逆に「高値づかみ」となってしまう場合もあります。それはどっちになるかはわかりません。

 ただ、こういう時ほど、自分の投資スタンスはどういうものなのか、その方針をはっきりと持っておいた方がよいと思います。伏見の光は、基本的には「大きな利益は狙わずに、利食いできる時はある程度確実に利食いも入れながら、一定の時価総額のポートフォリオは保つ」というのを基本にしていますので、銘柄によっては保有期間が短期であっても、ここは売り上がっていくところです。

 機関投資家であればインデックスを上回る運用が目標となる場合もあるでしょうが、個人の場合は(というか、伏見の光自身の場合は)絶対パフォーマンスが重要です。インデックスに負けても、別にプラスであればそれでいいといえばいいわけです。リスクを低減するために銘柄を分散していますし、売買もミニ投資なども活用して分割して行っていきます。IPOは公募株の短期売買で利益確保をめざします(ここはリスクはそれなりにとっているところ)。

 無論、こういう「みみっちい」運用でなくて、短期的な相場観で大きく勝負していく手法もあるでしょう。これは「大儲けできるかもいれないが、大損するかもしれない」というリスクを取っていることになるわけで、そうしたスタンスを取るのであれば、その自覚のもとでポジションを厳格に管理する必要があるでしょう。「希望的観測」での塩漬けは避けたいものです。

さて、今回の上昇では、伏見の光ポートフォリオでは大きく下げていた小型ハイテク系銘柄の戻りが急です。
先週末との比較だと

5384 フジミインコーポ   60   2,100  2,650  +550
6315 TOWA       90   1,220  1,434  +214
6842 ユニパルス      150  1,370  1,755  +385
6890 フェローテック    250  1,150  1,700  +650

(左から、コード、銘柄名、保有株数、3/1株価 3/8株価 上昇幅)などが相当します。

いずれもそれぞれ企業として独自性があり、面白みはある銘柄だと思っています。
ただ、だらだらと下げている中ではなかなか安いところは買いにくいものです。しかし、そこを安いところから買い下がるつもりで買っていくことが結果的には成果につながることが多いように感じられます。どこまで確信を持って買っていけるかという点が大事かも。

 ここから注目しているのは、マツダ(6月に「カペラ」後継の「アテンザ」発売。個人的に注目モデル。来年にはデミオもフルチェンジ)、島津製作所(赤字無配転落も、独自の技術力あり)、日本電池(燃料電池、EV用電池などの大容量二次電池)の「無配三兄弟」(なんじゃい、それは・・)。
「一発」では日本電池、分割買い下がりで島津、マツダは難しいですが、車がいいと見るならば、ここも分割買い下がりでいいか?。為替水準にも注目。ただ、長い目でね。




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[2002/2/11(月) pm5:30]

トラウマとしての日本電池

6931日本電池という会社があります。
東証一部で本社は京都、文字通り電池を作っている会社でして、主力製品は自動車用のバッテリーです。

伏見の光は結構地元の京都の企業が好きでして、現在保有しているものも含めるとこの日本電池の他、フーズネット、王将フードサービス、島津製作所、堀場製作所、TOWA、日本新薬、トーセ、京都銀行などの売買経験があります。

さて、日本電池ですが、
かなり前、って正確には1996.5.2に、この銘柄を1000株買いました。
株価は794円です。その後の売買経過については下記の日本電池のところに記載しています。

 http://www.lares.dti.ne.jp/~fhikaru/skobetsusam.htm

当時のこの買いは伏見の光としてはかな思い切ったものでした。

これ、どういうタイミングで買っているかというと、かなり人気化して、ほぼその年の天井をつけた直後に買っているのですね。今では買い始めるタイミングはそれなりに考えますけど、当時はそういうことはろくに考えていませんでした。電気自動車用のバッテリー製造などが材料視され、すぐに業績に反映することでもないのですが、株価は相当に割高な水準まで買われていました。
そのあとも、さして株価も下げていないのに、細かくミニ投資で買い増ししたりしています。
以後、株価はズルズルと下げる一方で、非常に情けないことになっております。
チャートは簡単なものは下記で見られると思います。

http://quote.yahoo.co.jp/q?s=6931.t&d=ay

この失敗の経験がかなりトラウマ的に残っておりまして、以後の伏見の光の売買のスタイルにかなり影響を与えたように思います。
つまり、人気化して上昇しているような銘柄を順張り的に買うということは原則としてしない。
買う場合も売る場合も細かく分割して、一度に売買しないというようになりました。
結果的には、これは全体が時に急速に、時にだらだら下げていくような相場環境にあっては、買いだけから入るスタンスとしては大きな損を被らずに済むことにつながっていると思います。

ま、よい勉強をさせていただいたということでしょう。

さて、現在の日本電池ですが、株価は200円台の前半です。ご多分に漏れず、業績は厳しいです。
現在の自動車のバッテリーは鉛のものですが、これは海外から安い製品も入ってきており、なかなか厳しい状況で、会社側のリストラやコスト削減努力だけではいかんともしがたい状況かと思います。但し、自動車の電気の使用量は増加傾向でバッテリーそのものが大容量化される方向であることやトヨタと緊密であることなど、今後、戻してくる可能性がないとは言えません。

よく材料視されるのは、ハイブリット車用の大容量リチウムイオン電池です。すでに量産化の技術は確立しているようですし、可能性はなおあると思います。但し、数量効果が顕著に出るほど量産車に搭載されるということは現時点では聞いていません。クラウンのハイブリットは日本電池のものを使っていたかもしれませんが(不正確)。大容量のリチウムイオン電池は、人工衛星用のものも作っています。
まあ、大容量リチウムイオン電池については世界最高水準の会社と言ってもいいのかなと思っています。
三菱電機と一緒に小型のリチウムイオン電池も手がけています(携帯電話用など)が、こちらも価格競争がなかなか厳しいようですね。
今後は燃料電池関連として取り上げられることも多くなってくる可能性はあります。
いずれにしろ、二次電池(使い捨てでなく充電できるもの)は、様々な場面で今後もなくてはならない重要なデバイスであり、そうした面で日本電池が注目される場面は今後また出てくる可能性はありましょう。

会社のサイトは
日本電池 http://www.nippondenchi.co.jp/

です。
IR情報なんか、なにも載っていないも同然状態で、ちょっと改善してほしいもんですが・・・・(^_^;)。

ここから株価がなお下げるようであれば、断固、といっても500株ずつとか(^_^;)、また買いたいと思っています。

あ、F1のマクラーレンにバッテリーの供給をしていたはずです、日本電池は。会社のサイトで紹介すればいいと思うが、そんなことも書いてないと・・・・。もうやめたのかな?。




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[2002/1/13(日) pm4:30]

騰落予想や銘柄選択よりも重要なこと

・あてにならない「予想」を全く信じない
 さてと、今年はどうなりますか。大発会のみは高くて、あとはだるいですが・・。年の初めは、年間の株式相場の予想とか有望銘柄などが新聞に載ったりしますが、私自身はこうした予想はまったく信じませんし、率直に言ってなんの参考にもしません。「あー、そうですか。」というだけです。当たるかもしれませんし、当たらないかもしれません。実質的にはこうした予想はほとんど無意味だと思っています。


・自分の運用スタンスを明確にすること
 そんなことよりも重要な事は自分自身の運用スタンスを再度明確にして見直すことです。 ここでは、短期的な相場の騰落予想とか銘柄選定といったことよりも、FP(フィナンシャルプランニング)的な発想での運用方針を定めることを指しています・
 家計の中で金融資産がどのくらいあるのか。短期的・中期的・長期的な展望で、それはどのように推移する可能性が高いのか。リスクの許容度(損する可能性を認めながら、運用により利益を挙げることを求める)はどの程度で、額としてはどの程度の額の資産をそれに回せるのか?。
 実際に運用する商品はどのようなものにするのか。 売買方法はどのようにするのか。といったことです。


・方針どおりに運用すること
 株式の売買などをしていると、結果論として「あー、なんだよ、売らずに持っていればよかった」とか「あー、ここで利食っておけばよかったものを。」などといった思いにとらわれることがよくあります。そもそも、値動きと関わってベストのタイミングでの売買をすることなど、たまたまそれができたことがあったとしても継続的にこうしたことを続けることは、ほぼ不可能ですから、自分が方針を立てたら、それに従って売買することが適当だと思います。

 私自身、例えば直近のIPO利食い銘柄を売らずにそのまま保有していれば、多分、安いBMWぐらいは買えるだけの利益があったと思います。しかし、IPO銘柄で大きなリスクを取るのは公開日の売却も含めて短期と決めていますので、これは結果論でしかなく、方針どおりに売買して利益が得られただけでよしとすべきだと思います。

 もちろん、自分自身の方針が適当なものなのかどうかの見直しは適宜必要です。それがきちんとできれば、それなりの成果は(成果は必ずしも利益につながるとは限りませんけれど)ついてくると考えていいと思います。


・私自身の場合
 私自身の場合は金融資産の中では中国ファンドやMMF、公社債投信といった流動性の高い資産、リスクの低い安定的な資産の割合が非常に高くなっています。これは、近々自宅を新築する可能性があるからで、となると、こうした資産は一挙に使われることになります。

 これを除いた部分では、株式に加えて債券や外貨での運用をしています。債券は値上がり期待というよりは長期保有での利回りを考えたものであり、株式についても同様の考え方で長期保有でよいと思っているものもあります。

 外貨については、ポジションはもっと大きくてもよいのですが、一定額がつ売り上がり、買い下がりをするという形でリスクを下げた運用をしています。

 株式はIPOでは短期的にリスクも取りながら、その他はミニ投資での売り上がり、買い下がりか100株単位銘柄の売買を基本にしています。


・今年の課題
 私自身の今年の課題としては・・・

・リスクヘッジとしての信用での売り
 ETFも含めて売りから入る形での運用も考える
・外国の個別銘柄への投資
 米国、欧州、中国など海外の銘柄の個別株投資
・外貨ポジションの検討
 ここからの円安では売り上がりを継続するが、外貨運用のポジション自体は拡大を検討
・債券運用の拡大
 公社債投信を自己運用に切り替えるような形で、CBの新規買いなどを検討。

といったことが挙げられます。これ以外はこれまでどおりでしょう。

皆さんのスタンス、方針はどんな感じですかね。よい結果が出ることを祈ります。




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[2001/12/23(日) am1:20]

IPO投資の方法とスタンス

12月の新規公開株で4329ワークスアプリケーションズを1株、公募でもらえました。公募価格100万円が初値251万円、その後300万以上まで上昇しています。伏見の光は284万で売却しました。源泉の売却でも180万弱の確定利益になりました。これは個別銘柄の一回の売買での利益としては史上2位の大きな利益になりました。

今年のIPO関係の銘柄では、6778アルチザネットワークスとこれの2銘柄の売買のみで大きな利益を確定することができ、これ以外での運用損はすべて取り返した形になりました。IPOは短期で大きな利益が得られることがあります。反面、当然のことながら値下がりリスクもあります。

ここでは私自身がIPO投資についてとっている方法、スタンス、配慮事項などについて整理してみます。


●基本のスタンス ・IPO銘柄への投資は短期売買を基本にする。損切りも含めて対処をする。
・どんな銘柄にでもブックビルディングに参加するのではなく、有望であると思える銘柄に限定する。
・「当たる」ことはそんなにないと最初から考えておく。

●方法 ・ネットの口座、支店での口座も含めて、有望と思える銘柄のブックビルディングにはとりあえず参加する。
・支店の場合は目論見書を必ず送ってもらうようにし、ネットの場合はPDFファイルなどで提供されている目論見書は見る。
・ブックに参加しても実際に購入しない場合もある。
・公開時は初値での売却も含めて、短期で売ることを基本にする。

●工夫、配慮事項など
・新規公開株が有望かどうかは、IPO関係のサイトの情報などを見ればある程度はわかります。
私が見ているのは、

http://www.traders.co.jp/ipo/ipo.html
http://kabuko.net/data/sinki.htm
http://www.tokyoipo.com/

などです。
フィスコの情報なども参考にはしています。但し、初値予想などはその時の相場の地合いなどで大きくぶれますので、さしてあてにはなりません。

・ブック参加はネットを含めれば複数の証券会社で行うことがあります。私が利用しているのは大和の店舗、大和のネット(これは嫁さんがしている)、野村のネットの3つだけです。これ以外でも、ネットではE・トレード、マネックス、日興ビーンズ、DLJなどネット関係の証券会社でもIPOの公募を扱っている証券会社があります。IPOの投資に熱心の方は、家族分も含めて多くの証券会社に口座を持って申し込みをされている場合があるようです。

・との新規公開株でもブックビルディングに参加できるわけではありません。主幹事証券は株数が多いですが、扱いがあってもそれ以外の証券会社は株数が非常に少ない場合があります。

また、ネットの場合は純粋に抽選で決めているところもあります(ポイント制のようなことで抽選確率が多少上昇したりするとこもある)が、支店の場合は、どの投資家に割り当てるかの配分は証券会社の判断で、優良顧客優遇や新規口座獲得など、特定の意図を持って割り当てられる場合もあるようです。

また、証券会社によって、あらかじめ買い付け相当額の入金が必要なところとそうでないところがあります。このあたりはチェック、確認が必要です。最近は50万以下で買える銘柄も増えていますが、当たらない場合でも一定期間資金を固定しなければいけない場合があります。

・目論見書は財務諸表などがきちんと読めなくても(って、私のこと(^_^;))事業内容や現在の利益の状況、今後の成長の可能性やリスク要因などについて記載されていますので、ざっと目を通して自分なりの判断の参考にするのが適当だと思われます。

・公開当初は需給要因が株価に大きく影響を与えます。まあ、いつだって株価は需給で決まるといえばその通りですが、中長期的な企業の見通しなり実際の会社の状況を反映した株価にならない可能性が当初は高いと思います。

公募株数がどの程度で、公開時に売られる可能性がある株数はどの程度なのか。例えば、ベンチャーキャピタルが株式を保有している場合などが最近は多くなっていますが、公開後半年などしばらくの間はロックアップといって、ベンチャーキャピタルなどの既存株主からの売りは出ないような条件となっているところもあります。

一般には公開株数が少なく(品薄)、既存株主からの売りが出にくい、企業の事業内容に独自性が強く感じられる(できれば業界初の公開などが望ましい)、成長性が高い、といった銘柄は、初値は非常に高くなる可能性があると言えましょう。逆の場合は株価は公募価格以下の初値になる可能性もあるということです。実際、12月には公募価格よりも安い初値となる銘柄も散見されます。

また、大型株で直接東証一部上場といった場合は機関投資家は否応なく一定、買わざるを得ないといった場合も考えられます。このような諸点を総合的に考えることが必要です。主幹事証券からの情報などが参考になることもあるでしょう。

・ヤフーの掲示板では公開前からその銘柄についての様々な意見を読むことができます。読む意味のないつまらない情報も多いですが、楽しみとして見る分にはいいでしょう。しかしながら、これらの公開されているコメントは、いわゆる「買い煽り」「売り煽り」などの意図を持ったものも多く、情報の真偽もわかりません。こうした場でのコメントにあまり振り回されないように留意が必要です。

・公募価格そのものの設定が割安なのか割高なのかについても考えてみる必要があります。どこまでの成長性を株価として織り込むのが適当なのかといったことについては、なかなか難しく、「これが正しい」という正解はありません。

一般論としては、地合いが悪くて株価が下げているような時に設定された公募価格は割安で、IPO市場、あるいは株式市場全体が活況を呈しているような場合は割高、とまではいかなくても割安とは言いにくい公募価格設定となることが多いようです。

・実際に公開になる時は、銘柄ごとで値段の付き方が違ったりします。マーケットメイクの銘柄もありますし、店頭では指値しかできず、公開日は前場の一本値のみという場合があります。このあたりも確認が必要です。

・IPO投資に限りませんが、自分自身のスタンスを明確にしておくことが必要です。自分が非常によく知っている会社で「必ず伸びる」といった確信があり長期投資するつもりであれば、目先の株価の動きに一喜一憂しない、一喜一憂はするなといってもしてしまいますが、それで実際の売買に動かないこと。

逆に短期と決めれば、下げた時に変な期待感を持って持続したの、初値が高いのに上値期待でホールドしたりしないことです。株価がどう動こうが、きちんとした方針どおりに対処できれば、それなりに納得も満足もできる場合が多いです。

基本的には将来の株価の動きはどうなるかわかりません。自分でその時に方針どおりに行動できれば、もちろん「あー、あと2日ほど持っていれば」とか思うことはありますが、納得はできやすいです。売却の場合は源泉で売るのか申告で売るのか判断がいります。

といったことで、IPOの投資に取り組んでいます。今年の実際の売買ですが、

4292 日本タイムシェア        85万買い→65万売り
4293 セプテーニ           38万買い→45万売り
4329 ワークスアプリケーションズ  100万買い→284万売り
6788 アルチザネットワークス    175万買い→203万売り
                    113万買い→240万売り
となっています。
来年はぴあが公開するようですね。これからちょっと調べてみます。





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[2001/12/9(日) am8:30]

利食いの心理

●第三四半期の運用損解消
 さてと、前にもふれていました,6778アルチザネットワークスですが、240万で売却しました。
 公募の175万買い→203万売り、113万買い→240万売りという形で、両方とも源泉での売却ですが、実額で150万弱の利益を確定しました。 これにより、今年の第三四半期の運用での損(実損、含み損)はすべて解消した形になりました。


●ベストのタイミングでの売買はまず不可能
 さて、アルチザの売買についてですが、結果的にうまくいったのは、一度売却したあとで比較的安いところで買い戻しができているからです。最安値は90万台までありましたが、ここでは買えていません。
 もともと、一番安いところ、あるいはそれに近いところで買って、一番高いところ、あるいはそれに近いところで売るというのは非常に困難でまず不可能と言ってもいいでしょう。てできたとしても、それはたまたまだと思います。

 まあ、人間というのは欲深いものですから、売ったあとに上昇すると「なんだ、持ってればよかった」となりますし、買ってから下落すれば「あー早まった」と思うものです。しかしながら、自分である程度満足できる、あるいは、自分の運用方針に照らして適当なところで売ったり買ったりするということで、よしとしなければなりません。

 私自身は、最初からベストタイミングでの売買などできるとは思っていませんから、長期で細かく分割しての売り上がり、買い下がりを基本にしています。 ただ、この銘柄の場合は、1株でしかも株価が高いため、いつもの基本戦法が取れませんでした。


●銘柄についての「確信」を持てるか?
 アルチザの売買については、テクニカルについてはほとんど考えていません。この企業が伸びるかどうか、実際にどうかということよりもそう思えるかどうかという点を考えていました。内容は以前に書いたとおりです。まあ、東証マザーズ銘柄で株価も高いということから、流動性は非常に乏しく、また値動きも大きくなりがちでした。

 安いところというのは、なかなか雰囲気としては買いにくいものですが、そこで買いの決断ができるかどうかは、その企業の取組内容について、自分なりの希望なり確信なりをしかり持てるのかどうかという点で重要だと思います。無論、それが当たるかどうかはわからないところがありますが。


●なぜ利食ったか
 さて、アルチザについては、なお将来性や業績の伸びという点では期待感が大きいです。まあ、ポートフォリオに占める個別銘柄の割合が高くなりすぎという点はありましたが、別に今すぐに売却しなければならないということはありませんでした。
 では、なぜ利食いの売りを出したのか。
 まず、売り方ですが、時価よりも高いところで指値をしていました。「まあ、売れたらそれでいいか。」という感じで、「どうしても利食い」というほどの意識はありませんでした。
 売りを出していたのは、前述したポートフォリオのバランスのこともありますが、ここではまず「損を取り戻しておきたい」という意識が潜在的に強くはたらいていたと思います。第三四半期はポートフォリオ全体で15%以上という大きな下落率となっていましたので、これを元に戻したかったということ。

また、「素人に含み益なし」の法則どおり、なかなか個別銘柄での大きな含み益を保ち続けるというのは、気持ちの上では塩漬けを放置するよりもある意味「しんどい」ところもあります。その「しんどさ」から逃れるというところも潜在的にあったでしょう。

 もう一点は、新規公開株の公募でワークスアプリケーションズという銘柄が当たったことです。これは公募価格100万円ですが、「まあ、当たらないだろう」と思っていた銘柄でした。こちらの方でまた新たなポジションを取ることになったため、まずは既に含み益があるところを確定しておければそれにこしたことはないという意識もはたらいていますね。


●分割後に買い戻しも
 アルチザネットワークスについては近々、大きな割合での株式分割の可能性が高いと思います。
これがあれば、株価は大きく下がることになりますので、買いやすくなり、流動性が高まります。そうなった時点で、利益を確定した範囲で少し買い戻す可能性もあります。これならば、いわゆる「ただ株」になりますので、非常に気楽になりますね。

 まあ、勝手なもので、自分が利食ってしまうと、「もうあんまり上がるなー」とか思ってしまいます(^_^;)。
「頭としっぽは・・・」とよく言われますが、食べたのは長い目で見れば、もしかしたら「頭」だけだったということになるかもしれません。


●IPO銘柄の利益ですべて「ただ株」
 さて、株式運用を始めてからこれまでを全体を通して見ると、IPO関係の銘柄で伏見の光としては大きな利益を確定してきており、現在の持ち株の評価額はこの利食いの額よりもかなり小さくなっています。

つまり、現在の持ち株全体が「ただ株」とも言えるわけですので、本来はもっと積極的に買っていっても大丈夫なはずです。
 しっかし、値のキャラクターがどうにもディフェンシブなため、なかなか思い切ったポジションは取れません。先日、初めてデイトレというのもしてみました(結果的にそうなった)が、やはり私には合わない感じです。ま、無理せず、これまでどおりぼちぼちといきたいと思っています。
 ま、ぼちぼちと。




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[2001/11/19(月) pm3:30]

「テクニカルか、ファンダメンタルズか」

風邪が長引いたりして、かなりお休みしておりました。

伏見の光の9月末から11/16のパフォーマンスは先週は週足としては9月末からは初めてマイナスになりましたが、キャッシュ約15%程度のポジションを含めて+16.97%というパフォーマンスになっています。

売買としては先週は日東電工を超薄利で売って逃げた程度でほとんど動いていません。

上記のパフォーマンスは前述したようにほとんど6778アルチザネットワークスの上昇のみに支えられています。この銘柄のみで時価的にはポートフォリオの1/4以上を占める形となっており、銘柄を分散しての長期投資が基本の伏見の光としては、非常にまれというかいびつな形になってしまっています。つまり、リスクが高まっている(逆にいえばリターンが大きくなる可能性もある)ということになります。


通常であれば株価が上昇すれば分割して順次売り上がるという形を取るのですが、アルチザは1株しかないため、これもできません。株価は公開来の高値をつけたあとで若干の調整局面となっています。伏見の光的には含み益が120万以上と大きくなっていますので、「素人に含み益なし」の法則どおりに売って利益を確定したいという意識にとらわれますが、企業として取り組んでいる内容にはなお面白さがあり今後の成長性も高いと思われること、近く株式分割が実施されるであろうこと(会社側も東証の最低投資額50万というラインは意識せざるをえないため、最低でも1:5、可能性として1:10の分割がありましょう)、から、当面は株価が下がることがあっても持続しようと考えています。


なにせ株数が少なく株価が高いマザーズ銘柄ですから、目先の株価の動きは上にしても下にしても大きくなる可能性があります。分割後であれば、通常の売り上がり買い下がりのスタンスに復帰できるので、そのようにしたいわけです。また、マーケットは私の買値や売値など関係なしに動きます。結局のとこ、伸びる企業の株価は上昇すると考えています。


さてと、ここの論客の皆さんはテクニカルについてそれぞれ研究を深め実践に生かしておられる方が多いです。実は私は不勉強でして、まあ移動平均やチャート、出来高ぐらいは見ますからテクニカルをまったく無視しているとかいうことはないのですが、皆さんが実際のところ、何を言っているのかよくわっておりません・・・・(^_^;)。


かつては「過去の値動きから将来のことがわかるはずがない」とテクニカル否定的な考えだったこともあります。エルダーという人の書いた「投資苑」という本がありますけれど、これなんかはなかなか面白かったですし、株式にしろ為替にしろ商品にしろ、その売買は人間がするものですから、そこには人間の心理の一般的傾向というものは反映されているのでしょう。


といった視点からいえば、テクニカルにも相当の意味があり、有用であると考えられます。しかしながら、当然のことながらその限界性はあり、予想が連続して当たることはまれであり、そうなったとしてもそれはたまたまそうであったにすぎないとも思われます。


重要な事は予想を当てることそのものではなくて、予想に基づいて自らの売買やポジションをうまく管理することではないかと思います。

私自身は実は短期的な相場の動き、方向性を予測、予想するということにはあまり興味がありません。自分の売買も値動きを予想するというよりは、値動きについていく形のものが多いです。

それよりも面白いと思うのは、個別の企業の取り組み、業容や業態について自分なりに考えてみることです。そういう意味では、自身の指向、方向性としてはテクニカルよりもファンダメンタルズの方を重視しているといえましょう。ただ、それも「素人の楽しみ」としての範疇にとどまっており、さしてレベルアップしているとは言い難いですが・・・。


テクニカルとファンダメンタルズについては、「どちらがよいか」といった見方がされることがありますが、私は別にどっちでもよくて、個人であればその人が好きな方、楽しい方、得意な方を主体にすればいいと思っています。


ここからさらに株式市場が上昇したところは、ベースとしては順次売り上がるスタンスで対処したいと思います。さて、どうなりますか・・・・・。




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[2001/10/28(日) pm11:00]

9月末以降のポートフォリオの状況は大幅に改善

○伏見の光的には非常に好調
9月末から約一ヶ月が経ちました。この間、伏見の光的にはポートフォリオは大幅に改善しました。

9月末の時点で持ち株と今後投入可能な現金の総額で、一応800万ということでスタートしたとして、そこからは9/28の時点で、+12.37%、額では約+99万円となっています。株式の部分のみで考えれば上昇率はもう少しよいということになります。15%程度でしょうか。

 同期間の日経平均は10.44%の上昇、TOPIXは7.6%の上昇ですから、どちらも上回っているということになります。個人投資家にとっては、こうした市場平均と自分のパフォーマンスの比較は大して意味がありません。ただ、自分自身の運用の状況がうまくいっているのかどうかのメド、目安にはなると思います。


○第三四半期のマイナスは取り戻せず
 さて、上記のような状況ですが、第三四半期のパフォーマンスは−16.4%、額にして127万のマイナスをくらっていますので、まだこれを取り戻すには至っていません。まあ、別に長期投資が基本ですので、どうこういうことはないのですが・・・・。

 なお、第三四半期のTOPIXと日経平均はそれぞれ-23.27%、-24.63%ですので、これよりは自分の成績の方が「まし」ではありました。


○ポートフォリオの質の変化
 さて、伏見の光のポートフォリオはこれまで市場平均と比較して全体としては値動きが小さいものでした。リスクが低いという言い方が適当なのか、ベータ値(よくわかってないぞー(^_^;))が小さいという言い方が適当なのかわかりませんが。つまり、下がる時は全体の下げほどは下がらず、逆に上昇する時は全体の上昇ほどは騰がらないということです。

 第三四半期の運用状況は実際、このとおりで「全体の下げほど下がらない」状況で終わりました。これはこれまで通りの傾向で、予想していたとおりです。 このままの状況が続くとすれば、10月は全体の上昇以下の上昇率となったはずです。なぜでしょうか?。下に保有銘柄の騰落率をよい順に並べてみました。最も上昇率が大きかったのがアルチザネットワークス(既に以前の原稿で書いているとおり)であり、なんのことはない、この銘柄の上昇が含み益の半分以上を稼いでいるだけのことでしたね。評価額が160万弱でこの銘柄のポートフォリオに占める位置が非常に大きくなっており、かつ、株価の変動率も大きいため、現状ではこの銘柄の騰落がポートフォリオ全体のパフォーマンスに占める影響が非常に大きくなってしまっているということです。実際、この銘柄を除けば、上昇率は市場平均以下になります。

 現在のところは、以前と比較してポートフォリオのリスクが高まっている状態で、これは、今のところは上昇しているのでよいのですが、必ずしも望ましい状況ではありません。


○個別銘柄騰落率の傾向
 さて、下記の騰落率からは、10月の市場の傾向が読みとれます。上昇率の上位に来ているのは、フェローテックを唯一の例外として、ハイテク・IT系の中小型株が中心になっています。大きく売り込まれていた銘柄がある程度リバウンドしたという理解でもよいでしょう。これらの銘柄は、業績の変動も大きく、需給面からも株価は一般に大きく動く傾向があります。

 逆に上昇率が1桁にとどまったりマイナスだったりする銘柄は、内需関連、小売り、外食、医療関係などの銘柄が中心となっています。 この傾向、特に上昇した銘柄について、が今後も続くかどうかは米国のナスダックなどの株価動向と相関性が高いような印象があります。


○今後の方針
 10月は売買はほとんどしていません。富士重工をちょっと売って、フェローテックをちょっと買っただけです。これはいつもどおりの予定の行動です。

 前述したようにアルチザネットワークスの占める位置が大きくなりすぎているのですが、この銘柄は、近くどの程度かはわかりませんが、株式分割を実施することになるでしょう。となれば、複数単位を持って、分割した売買ができるということになります。

このことにより、いつもどおりの「騰がれば売って下がれば買う」というような運用をすることができます。ただ、見通しとして有望感があればそのまま持続することもありえます。

 今後さらに上昇すれば利食える銘柄は、上昇率がさして高くなくても丁寧に部分的に売却して銘柄を整理しつつ、ポートフォリオの内容を整えていくことになりましょう。


            株数    9/28    時価       %

6778 アルチザネット    1   1,080,000   1,590,000     47.22%
4728 トーセ       48     1,700     2,495     +46.76%
6315 TOWA 90      728     955     +31.18%
5384 フジミインコーポ 60    1,780     2,300     +29.21%
6471 日本精工      200    358      449     +25.42%
6988 日東電工      100    1,780     2,230     25.28%
5706 三井金属      400    310      383     +23.55%
8136 サンリオ      200    944     1,157     +21.82%


7270 富士重工      400     548      634      +15.69%
7912 大日本印刷 100     1,197     1,378      +15.12%
6931 日本電池 400     268      308      +14.93%
8057 内田洋行      200     407      464      +14.00%
6966 三井ハイテック 122     960     1,090      +13.54%
4966 上村工業      100    1,230     1,396      +13.50%
7936 アシックス 1000     97      107      +10.31%


2202 明治製菓      200     552      589       +6.70%
7580 フーズネット 1000     1,050     1,120       +6.67%
7701 島津製作所 400     345      365       +5.80%
5401 新日本製鐵 1000     152      160       +5.26%
4683 堀内カラー   1300      510      529       +3.73%
6361 荏原製作所     100     840      871       +3.69%
6856 堀場製作所     100      892      919        3.02%
7309 シマノ 50    1,501     1,545       +2.93%
9602 東宝 20     14,050     14,390       +2.42%
1973 NECシステム建設 200     1,632     1,666        +2.08%


3593 ホギメディカル   20     6,500     6,400        -1.54%
2651 ローソン 50     4,700     4,430        -5.74%

6890 フェローテック   250     1,300     1,170       -10.00%





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[2001/10/08(月) pm1:30]

最低投資単位の引き下げで個人の有利さが増す?

 さてと、10月に入りまして伏見の光ポートフォリオはとりあえず堅調にスタートしました。一週間で7%以上の上昇でしたので、これは伏見の光的には大幅です。

 3ヶ月間の下落の1/3幅以上を一週間で戻した形になっています。以前に紹介した6778アルチザネットワークスが堅調で、一週間で3割以上上昇したのが効いていますね。


 この銘柄は、次世代携帯FOMA関連の銘柄で、業績は堅調に推移するでしょうし、さして割高感も感じられず、新規公開からはちょとだけ上昇し全体の地合いで下落していた銘柄だけに、さらに注目されることもあると思っています。ただし、マザーズで流動性が乏しいので、株価の変動は大きいですが。ただ、米国の動向などには直接は企業業績は影響を受けにくいと思うのですけど。



 前回紹介したネットのお仲間との運用レースの第三四半期の結果は以下のとおりでした。

 1位 いえやす     -11.02 %
 2位 伏見の光      -16.26 %
 3位 空っ風野郎    -17.75 %
 4位 神戸の龍     -19.19 %
 5位 うのっぴ      -19.28 %
 6位 大阪のタノ    -19.99 %
 7位 hiroling      -21.07 %
 8位 ランゲルハンス島  -25.91 %
 9位 こばやん  -61.23 %


    TOPIX       -23.27%  
    日経平均      -24.63%
    野村日本株戦略F  -23.24% 


 最下位の こばやんさん という方は「危ない」系銘柄で大幅下落ですが、それ以外の方は複数銘柄に分散投資のポートフォリオ派の方が多いです。株式市場全体の下落を受けて、成績は全員がマイナスで厳しいものではありますが、9人中7人まではTOPIXや日経平均の下落率よりもましな成績、プロ中のプロが運用するとかいう野村の投信よりもいいです。


 もうここでとりあえず断言しちゃいますけど(^_^;)、私はアクティブ運用の日本株投信は買うべきではないと思います。負担するコストも含めて長期的にインデックスを安定して上回る成績を出し続けるのはまず厳しいと見た方がいいでしょう。だったらTFTの方がまし。


 ハイテクが復活すると見るならば日経平均型、金融が安定し銀行がまともになっていくと見るならばTOPIX型かなと思います。まあ、それよりも自分でポートフォリオを作って運用する方が相対的にましな場合も多いと思います。実際、上記の例でもそうなっていますし。なお、上記のパフォーマンスは税金や売買手数料、配当なども含めての実際の金額でみんな計算しています。


 最近、証券税制についての変更が決定?されたようですね。税率を引き下げるのはありがたいですが、なんか小手先のことのよう にも思います。また401Kもなんだかんだと言われ出していますが、これについては、結局のところは運用するのは、株式か債券、広げて外貨、商品ファンド、不動産投信などでしょうから、これについても、するならば、投信などの商品を選択するよりも、自分で個別の運用対象を選択して資産運用を考える方がコスト的に有利になると思っています。


 それにはもちろん、個々の運用対象に対する理解が必要になってきますが、長期運用であればあるほどコストには敏感になった方がいいでしょう。


 税制改革よりも早くしてほしいなと思うのは最低投資単位額の引き下げです。東証は概ね50万円をメドとして各企業に最低投資単位を引き下げるように要請しているということです。できれば、これはもっと少ない額で可能な方が望ましいですね。単元株という仕組みもできたようですし、各企業には一層の努力を望みたいところです。


 とりわけ、新興企業の多い店頭株などは一株単位で株価も高いところが少なくありません。これでは、個人はリスクが大きすぎて、面白いと思っても簡単に投資するというわけにはいかない場合が結構あると思います。


 こうした新興企業の小型株は機関投資家はまず買いません。投信でも、中小型株の運用に特化したようなものでなければ買わないでしょう。時価総額が小さくて流動性が極端に乏しいような銘柄は、いくらその企業が面白い事業を展開しており、業績が伸びそうだと思っても、機関投資家にとっては買う意味が乏しいからです。たくさん買えば、自身の売買が株価そのものを大きく動かしてしまいます。また、巨額の資金の中でちょっとだけこうしたものを買ったとしても、さしてパフォーマンスによい影響が出るわけでもなく、むしろ流動性等の点でのリスクが大きく、「なんだい、これは」と聞かれても言い訳できないでしょうから。


 ということは、実はこうした新興企業への投資は、個人に向いているということになります。誰も注目していない、アナリストも追いかけていないし、機関投資家は見向きもしない、けれども成長の可能性が高く実際に利益があがっており、個人にとっては身近な銘柄(身近っていうのは別に消費関連とかでなくても、その人が仕事の関係などでよく知っている特殊な分野でもよい)への投資は、無論リスクは高いですが、チャンスもあります。


 ピーター・リンチも、誰も見向きもしないような銘柄を早くに見つけて投資するような方法が得意だったようですね。そういう意味でも、早くに少額での投資が可能になってほしいです。複数銘柄に分散投資すれば、ここの企業のリスクというのは低減できますから。そうなれば、横並び運用の機関投資家や投信などよりも、個人の方が有利な運用ができる可能性が高くなると思います。


 株式投資にはいろんな方法がありますが、私はマーケットの値動きの方向性やその可能性にかけるよりも、できれば個々の企業に投資したいという指向が強いです。これはどちらがよくてどちらが悪いということではありませんが・・・・。


 もちろん、鋭い視点を持って市場に先回りできなければ、著しくよい成績は無理でしょう。でも、それは不可能ではないと思っています。時間を味方につけて長い目で、あわてずあせらずじっくりいきましょう。「森」も見ながら、でもしっかりと「木」を凝視していきたいと思っています。




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[2001/09/24(月) am8:00]

第四四半期 スタート時点のポートフォリオ

 今年の第三四半期は−16.2%という伏見の光的には、短期でかつてないひどいパフォーマンスでした。全体が下げている中でこれだけ銘柄を散らして、買いのポジションしかなければ下げるのは当然でしょうがないですが・・・・・。


まあ、日経平均やTOPIXや野村戦略ファンドよりはましですけど。しかし、個人にとって短期的な相対比較はあんまり意味がないのよねぇ・・・・。ネットのお仲間とメルマガで運用レースをしてますが、こちらは9人中で2位。ただし、五十歩百歩。まぐまぐの以下のURLとマガジンIDで出てきます。無料ですので、読んでみてください。

 来年からは皆さんも一緒にレースにも参加してみてほしいです。なかなか楽しいですよ。
http://www.mag2.com/
0000014908



 さて、第四四半期のスタートですが、以下のポートフォリオです。一言コメントとともに。


             株数   9/28

1973 NECシステム建設  200   1,632
建設セクターだが、通信インフラ関係。業績はそこそこ堅いが、親会社が持ち株売却とか。ま、のんびりと。

2202 明治製菓        200 552
薬品セクターとして。下落率は相対的には小さい。大きく下落では買い増しも。

2651 ローソン     50 4,700
あまり下がらない。ここでは持続しておきます。

3593 ホギメディカル     20    6,500
医療関係で業績堅い。全体の相場の動向次第だが、一段高も。

4683 堀内カラー   1300 510
300株は余計だが、1000株は持続。業績伸びないが割安。優待あり。

4728 トーセ       48 1,700
ゲーム関係。急落した。ここでは持続。地元銘柄の一角。

4966 上村工業      100 1,230
ハイテクメッキ。値動き大きい。

5384 フジミインコーポ 60 1,780
ハイテクは下落幅が大きかった。下げて買い増し、単位株へ。

5401 新日本製鐵 1000 152
まあ、放置。ポートフォリオ的にこういうのも入っていてもよい。

5706 三井金属      400 310
非鉄金属ながらハイテク銘柄としての要素が大きい。買い増しも。

6315 TOWA 90  728
半導体製造関連。含み益をすべてはき出す形に。地元銘柄だが先行き不透明感。

6361 荏原製作所     100 840
4桁上昇では売却予定。環境関連、半導体製造関連でもありますね。

6471 日本精工      200 358
ベアリング、自動車関係。高くはないと思うが・・・。

6778 アルチザネット    1    1,080,000
次世代携帯FOMA関係。以前に原稿載せていますね。中期期待。

6856 堀場製作所     100  892
排ガス分析など。地元銘柄。上昇は利食い。

6890 フェローテック   300 1,300
長期組み入れ候補。上昇すれば100株は落とす。急落は拾う。100株単位。

6931 日本電池 400 268
地元銘柄。下落は長期視点で買っていくところか?。目先の業績は厳しい。

6966 三井ハイテック 122 960
半導体製造関連。うーん・・・・。

6988 日東電工      100 1,780
企業としての取り組んでいる内容は多様で面白い。組み入れ継続。売買的に失敗した。

7270 富士重工      500 548
車はいい。急落で200株拾った。反発は順次売り上がり。

7309 シマノ 50 1,501
自転車で世界的。為替動向が業績を左右。

7580 フーズネット 1000 1,050
半永久保有銘柄。放置。

7701 島津製作所 400 345
赤字、無配。独自の技術は評価。地元銘柄。

7912 大日本印刷 100 1,197
ディフェンシブ。組み入れ継続。

7936 アシックス 1000 97
低位。評価額小さく、組み入れ継続。復配でもすれば面白いが、期待薄。

8057 内田洋行      200 407
意外とIT関連。学校関係に強い。事務機器だけではないよ。

8136 サンリオ      200 944
優待もらって放置。全体の動向にパラレルに動く。社長の株式投資好きは有名ね。

8421 信金中金       1 372,000
IPOで買って漬け物化。ただ、債券感覚のため、どうでもいい感じ。 

9602 東宝 20 14,050
とことん買い下がりの反発では売り上がり。「千尋」効果もあり、さほど下げず。


株式評価額 6,911,790




伏見の光 fhikaru@lares.dti.ne.jp
伏見の光のカワセミ倶楽部 http://www.lares.dti.ne.jp/~fhikaru/index.htm

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[2001/09/24(月) am8:00]

長期の資産運用ならばコストを重視

 日本の株式市場は元々だるーい状況だったところへ、テロ勃発で平均株価は9000円維持も危うい感じがしますが・・・・。株式運用の投資信託のパフォーマンスも厳しい状況ですね。


 さてと、私は株式で運用する投資信託は、とりわけ日本株については買うつもりはほとんどありません。アクティブ運用するものについては現在はまったくないです。ただ、株式運用の投資信託そのものの意味は認めますけど。


 図書館で「インデックス・ファンドの時代」(J・Cボーグル著、東洋経済、2000.11)という本を見つけたので、読んでいます。分厚い本ですが、内容はさほどわかりにくいということはありません。何を言っている本かというと、表題のとおりです(^_^;)。そのまんまやろー。


 この本の中で強調されていることは、投資信託であれば、保有コストを重視しなさいということです。また、短期でなく長い目で見ればアクティブ運用のものよりもパッシブ、インデックス運用のものの方がよいのだということを強調しています。


 例えば、私がよく目の敵のようにして持ち出す野村の日本株戦略ファンドですが、これは販売手数料Costが3.00%、信託報酬Costが1.90%となっています。


 つまり、これは、まず買う時に3%払う必要があり、さらに年間で1.9%の保有コストがかかるということになります。1年間保有するとすれば、年間で5%近くのコストがかかるわけです。これは、買った時点で既に5%負けている、それだけ自分の資産は目減りしていることになるわけですね。


 別にそれ以上のパフォーマンスがあがれば、それでいいじゃないかと単純には思えますが、なかなかそうはいきません。日経の日曜日に投信のデータが載りますが、1年間でこのファンドは約半額になっています。投信の性格がフルインベスト(全部株式で運用するのが基本)のファンドですから、この相場で値上がりなど到底無理ですが・・・


では他の同種の投信と比較してはどうなのか。最悪とは言いませんが、かといって傑出してよいということは全然ありませんね。販売手数料は買う時だけですが、信託報酬はずっとかかってくるコストです。つまり、これだけハンデがあるわけです。


 これに対して同じ同じ投資信託でも、最近上場されたETF(株価指数連動型投資信託受益証券)の場合はどうか。これは、買う時、売る時は、株式と同様の手数料がかかります。ですから、証券会社によって手数料は異なってくるということになります。しかし、3%もかかるということはありませんね。また、信託報酬ですが、0.22%程度です。


 つまりは、この差を上回るだけのパフォーマンスがなければ、アクティブ運用のファンドを買う意味は少ないということになります。個人的な意見としては、傑出したファンドマネージャーの、素晴らしい運用、といったものに期待しない方がよいと思います。また、巨艦ファンドも避けた方が賢明でしょう。


 短期でタイミングをみて売買する場合でも、ETFなら使えます。株式と同様に信用での売り買いもできますから、実質ブル的な運用やベア的運用も可能です。長期ならば、前述したコストの差がじわじわと効いてきます。


 つまり、投信ならば短期であれ長期であれインデックス型のETFの方がいいということです。じっと保有していてもかかるコストが0.22%/年であれば納得できますしね。無論、短期的には傑出したパフォーマンスを示すアクティブファンドもありましょうが、それを選択し実際に利益を投資家が享受するのはなかなか困難なことだと思います。値上がり益の2割はまた税金で引かれますし。


前述の本はこういうことを、アメリカの多様な具体例を示しながら解説しています。


 ちなみに私が主に利用している株式ミニ投資ですが、手数料はよく利用するリテラ・クレア証券の場合は0.7%です。これで銘柄や投資金額、投資時期を自分でコントロールしてポートフォリオ運用ができますので、投資信託と