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| 愛沢憲一のバックナンバー |
2001年5月27日
今週もまだまだ軟調か?・・・・・・(5/27日曜、夜11時半記)
●先週の反省
先週は「今週も1〜2日強い日があったとしても持ち合いか軟調な展開となる」と予測しましたが、月・火と強く、火曜日には14345円の高値を付けた後、水木金と下落して週の終値では13765円で、高値から約580円のダウンで弱く終わりました。ほぼ、予想通りとなりましたが、私はNYのダウ、ナスダックの下落の予感が当たったことの方が嬉しいと思っています。
火曜日には14300円台となり一見強そうに見えたので様々な掲示板等では強気の意見が台頭し14500円以上中には15000円とか16000円まで行くという強気の見通しも増えました。確かに25日移動平均線で抵抗し、上昇するようにもチャートは見ることが出来ましたので難しい局面でした。
そのころ、私に対する批判のメールも頂きました。不思議なもので、相場が強い時に弱気のコメントを書くと、よく批判のメールをいただきます。内容は「もっと上昇する」というものが多いです。ところが相場が弱い時に「そろそろ反転して上昇する」と強気のコメントを書いても「いやもっと下がる」というご批判のメールはもらったことがありません。
たったこれだけの事実でも、相場を見る視点として「人間は常に上昇相場を期待しているという傾向がいかに強いか」を示していると思います。松井証券のコールとプットの枚数の比較を見ても、ほとんど常にコールの枚数がプットより多いのです。私は松井証券のデータを見る時もその事に気をつけています。
私は、自分に言い聞かせているのですが、こうした「強気のバイアス」=「買いのバイアス」がかかった状態で相場を見ないように気をつけようと思っています。私が現物の株を極力買わないのは、そうしたバイアスを避けたいからかも知れません。
ただ、そうしてひねくれた?(あまのじゃくな?)視点を持っているので、時として弱気すぎる欠点が私にはあります。本質的にコールよりプットの方が好きですし、事実利益率もプットの方が高いのです。その事を差し引いて、皆様私のコメントを読んで下さいね。
●NYダウ、ナスダックをどう見るか?
RCIその他の各種短期線はダウについては相当に下がっていて、後1〜2日程度で上昇するように見えますが、ナスダックはまだ短期線も底を打っていなくて、まだまだ数日の下落の可能性も残していますが、その後は少しの反発があってもおかしくありません。
ただ、週足や中長期線から見ると、この位置はまだ天井圏であり、アメリカの相場についてFOMCの利下げなどから楽観的な見通しが広がっているので、かえって危険な状態になっていると考えられます。
何故に今年後半からは景気が回復するという楽観的なアナリストが多いのでしょうか?私はグリーンスパンの言うようにまだまだ下落局面であると認識した方が正しいような気がしています。(根拠は前回書きました)
●今週もまだまだ軟調か?
1.今週は押し目を付けて、上昇相場となる。
2.今週も1〜3日強い日があったとしても、持ち合いか、軟調な展開となる。
3.今週は大きな下落が始まる。
ほとんど先週の予想と変わらずに1は10%程度で、3の可能性も30%位は有るかと思いますが60%程度の確率で 2になると思っています。
要するに週の前半か中盤かは解りませんが、少し強い時があってもせいぜい14200円前後までと見て、その後は又ダウントレンドが継続するのではないかと見ています。
前々回書きましたように、今回の下落相場は25日移動平均は下回り(予測通り既に下に来ましたが)75日移動平均(現在は13300前後)をも下回る可能性が高いと言い続けてきました。(詳しくは前回のコメントを見て下さい)
その予想は今もまったく変わっていません。今週から来来週の6月の中旬までの間に12500円前後を覚悟しながら、(当然13300円前後で止まる可能性も高いですので)様々な指数をチェックしながら、次回の買いタイミング(コールの買い場)を探りたいと思っています。
●理由は・・・
1,N225・TOPIXの日足のRCI,vxその他の超短期線(3日〜4日)等は底を付けているので、短期的には1〜3日程度上昇する可能性が高いが、中長期線はまだ中途半端な位置にあり、ダウントレンドが継続しているように見えること。
2,週足での指標はRCI短期線,ST,MACD各指標は天井圏から下落をはじめているが、まだ40%程度の位置までしか下がっていなくて、底を打ったようには見えないこと。
3,先先々週の高値が非常に過熱していたので、過去の経験則から過熱した後の短期指標が上昇する場合は、あまり強くなく、その過熱した高値を抜くことはあまりなく、しかも保合になる場合が非常に多く、その調整後の下落は大きくなることが時々有ること。
4.過去92年も95年も98年も底値から3〜6週間程度の日柄の調整があったこと。底を付けるためには、日柄の調整か値幅の調整が必ず必要なこと。(今回はどちらになるのかは今後の動き次第ですが・・・)早くて今週遅ければ6月の中旬までの調整の可能性が高いこと。
●今年最大?のそして最後?の買い場がやってくる??
私はなるべく「今週の相場展望」と並んで「今後の展望(次の次の展望)」を書くように努力しています。それは、シナリオ通り動いた時はトレードがしやすいと言うことと、短期的に右往左往しなくて済むというメリット、もしトレードが外れてもリカバーがしやすい等のメリットがあります。
が、一方では、次の次を読んでゆくと言うことは、とても分析に時間がかかり、またコメントを書くのが怖くなり、また「当たらない確率」がどんどん高くなり、またそのために様々な方から批判が来ることは覚悟しなくてはいけません。
ですので、本当は書かない方がいいのかも知れませんが・・・あえて書いていますので、皆様も1つの参考意見として、あたたかく見ていただきたいのですが・・・
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4月の中旬頃から、5月の上旬に向けて「全ての株を売った方が良い」と私はコメントして来ました。そしてその後ほとんどの銘柄は下がりましたが、一部の銘柄は、少しの上昇はあったものの、あまり買いの回転は上手くいってないのではないでしょうか?
こうした、だらだらとボラティリティが下がって、値幅の動きが小さくなって相場全体の緊張感が無くなって行く時は現物も、オプションも買いでは利益が取りにくい相場ではないでしょうか?こうした、だらだらと下がってゆく相場はもうしばらく続くと思われます。
そうした時はバタバタとせずに「休むも相場」と割り切って、来るべき上昇相場にエネルギーを温存しておくというのも良い作戦だと思います。
過去の経験則からは、今度の第3波の上昇は大きく長くなる可能性が高いのですが、NYのダウやナスダックが予想以上に弱く2番底を付けに行くような下落があると日本も影響を受けて、この第3波の波は大きく育たない可能性も少しはあるので楽観は出来ませんが、今から何が上がるかをチャートを見ながら考えるのは、とても楽しいことですね。
さて、私は前から述べていますが、今後今週以後 6月中旬?までに来る上昇相場?のスタートは、鉄をはじめとする内需関連が相場の柱になってくると思いますが、(根拠は前々回のコメントに書きましたが当たりますかどうか??)私の回りの友人も意見が分かれて「絶対にハイテク値嵩がもう一度相場の中心となる!」と言う人もいます。皆様はどのようにお考えでしょうか?