愛沢憲一のバックナンバー

2001年5月21日

今週も軟調か?・・・・・・(5/21月曜、夜中5時記)

●先週の反省
先週は「前半こそ強含みか、持ち合うが、後半から下落する」と予測しましたが外れました。私の予測よりも相場は弱く少し後にズレて週の後半にやっと「強含み」となりました。ですので先週の予測が継続していると仮定すると・・・

●今週も軟調か?
1.今週は押し目を付けて、強い展開となる。
2.今週も1〜2日強い日があったとしても、持ち合いか軟調な展開となる。
3.今週は大きな下落が始まる。
私は1は10%程度で、3の可能性も30%位は有るかと思いますが、60%程度の確率で2になると思っています。

●理由は・・・
1,N225TOPIXの日足のRCI,vx、ID1その他の超短期線(3日〜4日)等は底を付けてから上昇し、すでに高い位置にいること。
2,週足での指標はRCI短期線、ID1,ST,MACD各指標は天井圏から下落をはじめているが、まだ80%程度の位置までしか下がっていないこと。
3,先先週の高値が非常に過熱していたので、過去の経験則から過熱した後の短期指標が上昇する場合は、あまり強くなく、その過熱した高値を抜くことはあまりなく、しかも保合になる場合が非常に多く、その調整後の下落は大きくなることが有ること。(ただし、過去において保合だけで終わった時もある)
4,NYのダウもナスダックも各種短期線は天井圏に付いていて過去この位置から強い時は、1週間程度の上昇もあったが、大体においてこの位置からは下落を開始する天井圏であり、特にアメリカの相場についてFOMCの利下げなどから楽観的な見通しが広がっているので、かえって危険な状態になっていると考えられること。

●NYのダウ、ナスダックは今後どう展開するのか?
私の友人の株研究の仲間でも、意見が分かれています。ある友人は、NYは案外強く「不景気の株高」が続き、新高値を取る可能性が十分あると考えて、「NYは全く心配していない」と言っています。

私は上に書いたように楽観的にはなれず、今後少し強く見せる時があっても、まだまだダウントレンドを形成してゆくのではないかと考えています。根拠は現在の株高はFOMCが強引に作り出した「危険な株高」ではないのか?という不安?と、過去のチャートから一度ダウントレンドになった場合、最低約1年半〜3年ぐらいの調整を経てからでないと上昇相場になっていないことからです。皆さんはどう思われますか?

●現在の位置と今後の展望
現在の位置を少し長い目で眺めてみると、98年10月からの上昇相場が2000年の4月の1年と6ヶ月で終わり、そこから始まった下落相場は2001年の3月15日までの1年1ヶ月で終わったように見えます。現在の位置は第1弾の上昇が終わり、2波目の調整に入って2週目に入るように見えます。この調整は何週間続くのでしょうか?

過去の底を打ってからの上昇した週は95年の時を除いて92年も98年も大体8週〜9週で一度天井を打っています。今回のチャートも95年型よりも、98年と似ていてピタリと8週目で下落に転じました。不思議なことです。

人間の行動はどうして過去と同じような行動を取るのでしょうか?でもテクニカル分析はこうした過去の行動の積み重ねだと思っていまが・・・

そしてその98年は6週間の調整となり、高値から約80%下落しました。95年は30%程度の下落で済みましたが日数は92年も95年も98年も3〜6週間程度調整しています。

今回は2週間程度の調整で上昇に転ずる可能性もありますが、過去の経験からはまだ今週も調整が続き、だらだらとしたダウントレンドか保合の軟調な展開が続き、早くて来週か来来週、遅いと6月中旬にまでダウントレンドか保合相場になる可能性もあります.

単純に98年型の6週間と言う長さと、80%の調整とすると、12000円前後の可能性も覚悟しながら、その数字を決めつけることは出来ませんが、その数字を念頭に置きながら、毎週の指標の位置を分析しながら、4週目からと13000円〜13500円は考えています。

そして過去のパターンからは今度の第3波の上昇は大きく長くなる可能性もあるので、現物の方は買い場としても期待できそうですね。