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| 愛沢憲一のバックナンバー |
[2001/05/14]
●先週の反省・・・・(5/13日曜、夜中11時半記)
先週「いよいよ売り場がやってきた!」「早ければ月・火曜日から下げ出す可能性もあ」ると書きましたが、その売り場は月曜日だけとなり14556円を高値に火曜日から下落に入りました。今回もやはりテクニカル指標の過熱信号は当たりました。今回だけは過熱していても、それ以上の上昇か?と思わせる強さが5/1〜2は有りましたが様々な指標の中の2〜3が過熱した時には休むのが賢明ですね。皆様は頭を捨てて、買いたくなるこの高値をうまく売れましたでしょうか?
私の友人のある先輩はあの月曜日の午後3時過ぎの一番の高値で、先物を売り、14000円を割った日に買い戻しています。とても、私はあの月曜日の高い日に売る勇気はありませんでした。それにしても、ヒヤッとする怖い時によく行動できるものです。世の中にはホントに相場の上手い方がいますね。
見習いたいものです。
日経に外国人の買い越しの記事が出た火曜日から売り越しが多くなるとは面白いですね。
●今週は前半少し強く、後半下落?
1.今週は強い展開で前の高値を上回って14700円を目指す。
2.今週は前半こそ強含みか、持ち合うが、後半から下落する。
3.今週は前半から下落が始まる。
私は1と3の可能性も20%〜30%位は有るかと思いますが、70%の確率程度で2になると思っています。
●理由は・・・
1,N225TOPIXの日足のRCI,vx、ID1その他の超短期線(3日〜4日)等は底を付けている為に、短期的に上昇する可能性が高いこと。
2,それに対して、週足での指標はRCI短期線、ID1,ST,MACD各指標は天井圏にあり、強い相場の時のみ数週間上に張り付くことが過去にあるが、見方によっては何時下がりはじめてもおかしくない位置にあること。
3,先週の高値が非常に過熱していたので、過去の経験則から過熱した後の短期指標が上昇する場合は、あまり強くなく、その過熱した高値を抜くことはあまりなく、保合になる場合も多く、その後の下落は大きくなることが有ること。
4,NYのダウもナスダックも短期的な上昇も考えられる位置まで各種短期線は下がってきたが、今回の上昇はあまり強くなく、それよりも、短期線が天井に付いた場合はその後の下落が
大きくなる心配が強いこと。
5、今週のFOMCの利下げは、ヨーロッパの利下げがあったためにとてもやりやすくなったことは事実ですが、何%の利下げにしても材料の出尽くしで下がる可能性もあること。
6,小泉内閣への期待感だけで上昇してきた相場ですが、現実の実行力に対する疑念、タカ派的な言動に対する不安などでそろそろ落ち着いた相場展開になる可能性も高いこと。
●今後の展望
様々な掲示板や新聞などでは、今回の押し目は25日移動平均の13500円前後、悪くても13000円と書いているものが多いですね。普通に3月15日の大底から強い相場展開が今後も続くと考えますとこの25日線で上昇してくると考えるのが妥当だと思われます。
もうしばらく、相場を観察しないと今後の展開は語れませんが、しかし、私は大胆に予測すると、この5月下旬〜6月上旬に向けて13000円を割って12500円前後、もしかすると12000円前後になる可能性も高いと感じています。
そこまで下がると上昇相場が崩れると思う方もみえますがそうではないと思います。過去の大底を打った時からの上昇を研究しますと、高値から50%程度の下落ではなく、大きい時は80%以上の下落があります。200日移動平均で止まった時はその後25日移動平均では止まらずに、時として75日移動平均でも止まらないことも多いのです。
言い方を変えますと、ある意味では25日移動平均程度(13500円程度)で上昇に転ずると、それは一見強い相場にも見えますが、かえって短命に終わり、その後の高い天井、息の長い相場を期待することがかえって出来なくなると感じています。
一度膿を出して下落して、きちんと2番底を付けた後の上昇の方が大きく、しかも長続きするように思います。それは私の願いでもあります。どこまでの下落で反転するのかは神のみ知るところですが私は過去の歴史から2番底を付けることの方が多かったので、大きく下がる方を予想したいと思います。
●次回の上昇銘柄は何か?
さて、5月下旬か6月上旬?予定される2番底からの上昇は前回よりも大きく長くなる可能性が高いのですが、では何が上がるのでしょうか?これも見方が大きく分かれて面白いですね。私のある友人は「内需は終わった!」と言っています。皆様はどちらだと思われますか?
これも私は大胆に予測すると、ハイテク値嵩は一部の銘柄を除いてあまり上昇しないのではないでしょうか?理由は前々回書いたように月足のチャート分析から一度相場を作ったソニーや富士通、ソフトバンクなどの値嵩ハイテク銘柄は少なくても3年から5年は休む事が多いという歴史の法則からです。
それに対して、現在すこし休んでいる鐵鋼を中心とする内需低位銘柄は戻り売りが考えられません。ですので今後は内需低位銘柄中心に相場が作られると感じています。
バブルの時の新日鐵の高値が異常だったのに、ソニーや、ソフトバンクの高値は異常でなかったと誰が言えるのでしょうか?バブルの異常な高値から正常な?値段に戻り、相場が動き出すのに、新日鐵などの銘柄は何年かかったことでしょう?
それなのにソニーやソフトバンクは別格で、特別の銘柄?なので何年もかからずにもう一度相場がある!とどうして言えるのでしょうか?
新日鐵などの昨年11月からのチャートを見ると、いままで急騰しなかったことで、逆に今後の強さを感じさせる綺麗な?美しいチャートに見えませんでしょうか?それとも、ここが天井に見えますか?皆様はどう考えておいででしょうか?
●私の作戦
昨年4月からの下落相場から、今年3月以後の上昇相場に大きく転換する過渡期の乱高下がそろそろ終わりに近づいているように感じます。こうしたボラティリティが下がってきた時はオプションは今までのように買いではなく、売りが有利になってくると思います。そこで高くなった時にコールの売りを今のところ考えていますが、NYの下落が大きくなる可能性も残っていて、その時にはプットの買いも面白いかもしれませんね。