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| 愛沢憲一のバックナンバー |
[2001/04/30]
【先週の反省】・・・・・・(4/30月曜、夜中4時半記)
先週はピタリとは当たりませんでした。反省としてはRCIその他の指標が高く一度調整するように見えたのに、強い相場の時は上に張り付くという経験則?=(私の思いこみ)を重視しすぎてしまいました。ですので、やはり先週も3番の「前半13500円前後までの押し目を付けた後に後半上昇に転ずる」という3週連続の「前半押し目、後半上昇」が妥当でした。ただ13300円台を付けるという予想よりも下に行きましたが・・・
それにしても かぶこーネットのcocktail さんの火曜日のピンポイントの安値をまたまた当てられた予想はお見事としか言いようがありません。cocktailさんはこれで、ピンポイントの安値は4回連続で当てているのではないでしょうか?どういう指標を参考にしているのかを知りたいものですが、私も研究に励みたいと思います。
【今週から一度全ての株を売りましょう!】
様々な指標が天井圏を示しており、私のコンピューターは危険信号が出ています。ここからの買いは少しは取れるかもしれませんが、非常に危険な冒険だと思います。確かに、アメリカの堅調さがあるので、今週の2日、来週の前半(SQまでぐらい)は14500円ぐらいの高値を取ってくる可能性も高いですが、何時下落が始まってもいい水準に来ていますので、「頭とシッポはくれてやれ!」の精神で利益を温存して現金化した方がいい時だと考えています。
天井に近いところが一番上昇し、美味しいので「私だけが乗り遅れる!」と焦るところですが、「皆が熱狂し始めたら危険信号である」ことを常に頭に入れて熱狂の時ほど冷静になりたいものです。
●理由は・・・
1,N225TOPIXの日足のRCI,vx、ID1その他の超短期線(3日〜4日)等はもうすでに天井を打っていて過熱感があり、日足のRCIST,MACD等の中長期線(7日等)も天井圏にあること。
2,週足での指標もRCI短期線、ID1,ST,MACD各指標が天井圏にあり、強い相場の時のみ数週間上に張り付くことが過去にあるが、見方によっては何時下がりはじめてもおかしくない位置にあること。
3,松井証券などのデータでも金曜日に信用の売りの評価損率は-13.3%買いの評価損がついに、プラス1.18%となり天井圏でありること。信用買いは常に利益がのってきたら売るので、評価損があるのが常態であるが、それがプラスになることはだんだんと異常値に近づいている証拠であり、過去の例では1ヶ月以上プラスになったこともあるが、大体1〜3週しかもたないことが多いこと。
4,NYのダウもナスダックも先週は上昇し市場には、安心感が出ているが過去の経験則から安心感が出てきた時の上昇は短命で、下がり出すと大きいことがあること。
5、98年10月の大底を打って上昇した時も、最初疑心暗鬼であまり皆が買えずに天井圏で買い付いた7〜8週目が天井であり、(TOPIXで7週目、225で8週目)証券会社の客もだんだんと買いを入れ強気が増えている様子に見え、今週が上がりだして危険領域の8週目に入ること。
6、ただ、TOPIXの過熱感に比べて、N225の過熱感がまだ足らないと考えられるため、売り方の踏み上げの行き過ぎの上昇が今週か又は来週にある可能性もあること。
●今後の展望
・・・低位内需株の流れから、ハイテク値嵩になるのか??
ついに3/15を大底とした上昇の第一弾の天井が近づいてきました。私は先週「強気で15000円が目標?ですが、低くても14500円を付ける日が今週か又は来週、来来週になりそうだと感じています」と書きましたが、先週の特にハイテク株の動きの悪さから15000円は無理だと判断しました。時期も今週か、又は来週が天井ではないかと訂正します。
先週の鉄鋼株を初めとして建設・造船・電鉄など内需低位株はどの銘柄を見ても天井圏で過熱しているように見えます。危険です。
それに対して値嵩ハイテク銘柄の代表的な銘柄は25日移動平均線と75日線がゴールデンクロスとなり、長期のRCIも上をむき始め、過去の下値が25日線で止まり、しかも円安傾向となり、明らかに上昇トレンドに入ったと見ることもできます。
そのため、様々な掲示板の意見やアナリストのコメントも「いよいよソニーをはじめとする値嵩ハイテク株に相場の柱が移ってくる・・・」という意見が多く見られます。その大きな理由の1つが「外国人のの買い越している銘柄(又は外国人の好きな銘柄)はハイテクである。と言う意見をよく聞きます。が私は懐疑的に見ています。
確かにソニーなどは空売りも増えて、上昇するように見えますが、私は9500円が限界という感じを受けます。私がソフトバンク、富士通、その他の値嵩ハイテクはあまり上昇しないと思うのは、それら昨年の5倍〜10倍以上の上昇のため、戻り売りがこれからも多く出ることが予想されるからです。
過去の月足のチャートを見ると一度10倍前後に上昇した銘柄はどんなに人気があっても、2年から3年(長いときは5年以上?)低迷する傾向があります。たとえばバブルの時の新日鐵がよい例です。
先週の内需銘柄に対してハイテク銘柄は確かに過熱感は無いように見えますが、短期的な様々な指標は既に天井圏です。少しは上昇する可能性もありますが、ここから買ってもあまり取れないように見えます。
それより怖いのは下がりだした場合、内需低位よりも大きく下がる可能性が値嵩ハイテクには常にあると言うことです。
ただ、5月のハイテクの下落が思ったより大きければその下がったところ(6月?)のリバウンド狙いはできるかもしれません。
結論としては、内需低位銘柄は既に高くなっている為1割〜2割下がっても非常に買いにくいのに比べて、ハイテクは大きく下がっているため買いやすい気になりますが、相場の常として、買いにくいものを買った方が利益になると感じています。ハイテクは買いやすいが故にあまり上昇は期待できないのではないでしょうか?
それに比べて、鉄を初めとする内需の10%〜15%位の押し目(25日平均線)まで下がった時は買いを入れるタイミングかもしれません。ただし、建設などの移動平均から30%〜40%上昇した銘柄は様子を見た方がよいように思いますが・・・
●今後の下落は1ヶ月以上、12500円前後もあり得るか?
この天井以後の相場の展開を大胆に予測すると過去の例から下落は1ヶ月以上で長いと2ヶ月、平均約6週間の下落を予想します。ただ強気も残るので、大きな暴落よりもジワジワと12500円前後まで下げるのではないかと考えています。
ただしアメリカのこの天井圏からの下落が大幅なものになる可能性もあり、そのような事態になると日本も影響を受ける気がしています。
一番の気がかりは、ヨーロッパの利下げが見送られて、アメリカと金利が逆転したことです。この逆転したことは長い目で見るとたいへんな影響となると考えています。それはアメリカからヨーロッパにお金の流れが加速する?可能性が出てくるからです。
過去の1929年の大暴落も、ブラックマンディーもヨーロッパの金利政策が引き金となって、起こりました。今回は大丈夫と言い切れるでしょうか?それとも私が心配しすぎなだけでしょうか?
●私の作戦・・・迷っていますが・・・
建設株の移動平均から乖離しすぎた銘柄の空売りか?過熱したハイテク値嵩の空売りか?大きく下がるようならプットの買い?ですが、ジワジワ下がるならコールの売り?を考えています。
現在はopmさんを真似て、先週から13000-15000のショートストラングルをSQまでの予定で仕掛けています。大きく動いたらどのようなヘッジをしたら良いかを考えています。まだまだ未熟ですので、プットの売りは暴落が怖いです。さて、うまくいきますかどうか?