愛沢憲一のバックナンバー

今週は前半押し目?後半上昇?

[2001/04/16]

【先週の反省】(4/16月曜夜中1時半記)
先週の「12500円前後まで再び下落後、上昇に転ずる」予想はピタリと当たってしまいました。それにしても相場は難しいですね。4/6のようにNYが高く絶対の買い場だと「買いやすい時」が売り場で、12600円を割れてヒヤッ!とした「買いにくい時」が買い場でした。

株も先物もオプションも同じで皆と同じ行動では成功しませんね。その「行き過ぎた状態」を冷静に示してくれる物がチャート=テクニカル分析だと思っています。

だから当たるとか当たらないとかの問題ではなくチャートを見ないで株を買ったり売ったりする行為は、羅針盤を見ずに航海することに等しいと思うのですが、皆さんはどう考えておられるでしょうか?

さて良く当たるようになると、皆さまからの励ましのメールも多くなり、責任も重くなって気を引き締めていますが、過去の私の展望も昨年後半は良く当たっていましたが、今年前半はよくハズレました。

そろそろ外れだしてもおかしくない頃なので、あんまり信用しないようにしてくださいね。あくまでも私の意見は参考にとどめて、各自の判断でトレードしていただきたいと思います。

【今週は前半押し目?後半上昇?】
1,今週は保合に終始してほとんど大きく動かない。
2,今週は月曜日から押し目なく上昇が続く。
3,今週は前半13000円前後までの押し目を付けた後に後半上昇に転ずる。

1の保合の可能性も20%程度はあると思います。2の可能性も30%位はあるでしょうか?あえて予測すると3の可能性が50%以上と感じています。

私の願望としても今週前半は少し下がってくれたほうがかえって私たちに押し目を提供して買い場を与えてくれて、今後の上昇に付いて行きやすくなると考えています。があくまでも私の願望であって、ヒョッとしたら月曜日から押し目なく上昇ということもあるかな?

ただ、この押し目がどの程度の押し目になるかは自信がありません。13000円を割ってくる大きな押し目か?数百円の小さな押し目で今後「二進一退の相場」が続いてしまうのかは解りません。

●理由は・・・
1,世界全体の相場を見たときに、やはり日本は非常に安い位置にあると外国人投資家が考えてもおかしくないので、基本的に大きな上昇がやってくると考えられること。
2,N225TOPIXの日足のRCI,vx、ID1その他の超短期線(3日〜4日)等はもうすでに天井を打っていて過熱感があり、日足のRCIST,MACD等の中長期線(7日等)も天井圏にあること。
3,週足での指標もRCI短期線、ヴォリュームレシオID1,ST,MACD各指標が天井圏であり余程強い相場の時はここから数週間上に張り付くことが過去にありますが、見方によっては何時下がり初めてもおかしくないこと。
4、松井証券などのデータでも金曜日に信用の売りの評価損率は15%前後と天井圏でありること
5,NYのダウもナスダックも先週は大きく上昇しましたが、この段階まで来ると様々な指標が天井圏で、何時調整に入ってもおかしくないこと。
6、TOPIXの25日移動平均線と75日線がゴールデンクロスをあと少しでしそうなことと、過去の下値が25日線で止まり明らかに上昇トレンドとなっていること。
7,内需の鉄をはじめ低位大型株が軒並みRCIその他の指標の超短期線は天井圏の売り信号が出ているので短期的には押し目を付けそうに見えるが一部の過熱した銘柄を除いて上昇のトレンドに乗っているように見えること。
8,値嵩ハイテク銘柄もRCI超短期線は天井を付けて一度下がるように見えるが、今後大きく上昇しない可能性も高いとしても、大きく下落する可能性もあまりないと考えられるので(保合?)N225もその影響を受けることが考えられる。

●私の作戦・・・
はしばらくお休みします。それはある方からメールを頂いたからです。その方は、この作戦通りに行えばオプションでも簡単に利益が得られると安易に考える人が増える事を心配されていました。オプションの買いはタイミングが難しく、少し間違っただけで、大きな損失を受けることがありますのでその忠告に従ってしばらくお休みといたします。

私自身は先週の予告通りの作戦で12600円前後でコールを買いましたが、とても不安で正直、勇気がいりました。その結果として2倍前後の利益を得ましたが、やはりオプションの買いは何時もとても恐ろしいです。私はこうした乱高下の時は「買い」だと思っていますが、今後相場が落ち着いてきたら、「売り」を中心に考える予定です。

私やその他の予想はあくまでもその個人の予想ですので、各自それを参考にして、自己責任でトレードしていただきたいと思います。

●今週以後の展望・・・あえて予測すると・・・
(今週以後の指標が変化した場合は大きく見方を変えることもあります)

以前から何度も書いていますが、基本的に私は強気で200日移動平均である15000円前後は4月下旬〜5月中旬に達成するかも知れないと考えています。あえて予想すると今週後半か?もしくは来週の4月第四週?から、内需低位株を中心に大きく上昇し始めて4月下旬?5月中旬?には一度天井を付けるような気がしております。その後はどうなるかは、神のみぞ知る??

現物では、その天井で売り抜けるためには、もうすでに低位株で過熱感がある銘柄も出てきているので、今までに安く買っているか又は今週・来週の押し目があればその押し目で買わないと利益は出ない心配があります。ただ、どの程度の押し目があるかは未知数です。

「押し目待ちに押し目無し」という相場展開も予想され、安くなったら買おうと考えていて、結局来週以後4月下旬?か5月?の「全面高!」という、皆がここは買い場だ!と「買いやすい場面」で買いに入るとそこが天井で、はしごを外される可能性もあります。

くれぐれも、安くてとても買いづらい時に買って、過熱した信号が出た時には、躊躇わず、ドンドン売っていきましょう。「皆が熱狂し始めたら、危険信号である」ことを常に忘れないようにしたいものです。

私もよくやる失敗は「チャンスの時だけ出動する」という原則を忘れて、今やらなかったら手遅れだ!と「待つ事」ができないことです。相場は逃げないし、大きな押し目(又は天井)は必ずやって来るのですから・・・この「待つ事」がトレードで一番重要かも知れませんね。